聖書と讃美歌の会 2025年度日程表
▨ 時 間 13:30から1時間くらい ▨ 会 費 1,000円/1回
▨ 場 所 スクーンメーカー記念館 宗教センター 集会室Dルーム(地下)
▨ 1回だけのご参加も大歓迎です。
事前にseishosanbika@outlook.jpへ連絡をお願いいたします。
4月15日 | 火 | 高砂民宣先生 大学宗教主任・経営学部教授 |
5月20日 | 火 | 伊藤 悟先生 学院宗教部長・教育人間科学部教授 |
6月17日 | 火 | シュー土戸ポール先生 大学宗教主任・文学部教授・学院宣教師 |
7月15日 | 火 | 大宮 謙先生 大学宗教部長・社会情報学部教授 |
9月30日 | 火 | 塩谷直也先生 大学宗教主任・法学部教授 |
10月21日 | 火 | 八木隆之先生 大学宗教主任・経済学部准教授 |
11月18日 | 火 | 和寺悠佳先生 大学宗教主任・理工学部准教授 |
1月20日 | 火 | 未定(決まり次第お知らせします) |
2月17日 | 火 | 森島 豊先生 大学宗教主任・総合文化政策学部教授 |
…・… 聖書と讃美歌の会 …・…
次回 今年度の活動は終了し、次年度の予定については今のところ未定です。
決まりましたらホームページなどでお知らせいたします。
…・… 2月の活動報告 …・…
2月は森島豊先生(青山学院大学宗教主任・総合文化政策学部教授)から、旧約聖書「創世記」の第1章についてを、とてもユニークなやり方で楽しくお話いただきました。
最初に先生は長崎での牧師時代の体験や児童文学者の松居直さんのお話から、「ことば」(聖書のみ言葉も含む)は豊かにイメージして読むことによって、私たちの体の中に生きた「ことば」として入り理解できるとお話しされました。そして「創世記」第1章の天地創造について1節ずつ読み進めながら、私たちは1人ずつ順番に神様が創られた海や陸地、鳥や家畜などを黒板にチョークで描くことに。それぞれが想像して描く創造物に対する先生のコメントも面白く笑いながら第一の日、第二の日…と進み、なんと黒板には「天地創造」の完成です。
~天地創造!?~
そこで気づかされたことは、全ての創造物は存在できる場所が確保されてから創られていったということです。そして第六の日に「神様はきわめて良いとされた」のは、この世に存在するものは全て神様が必要とされたからという、「創世記」第1章に書かれていることが生きた「ことば」として心に迫ってきました。社会生活の中では自分の代わりはいくらでもいると思ってしまうようなことが多々ありますが、私たち人間も含め神様の創造物は全て在るべき場所に在り、私たち一人ひとりが神様に愛され生かされ必要とされているという先生のお話に勇気と癒しをいただきました。
…・… 聖書と讃美歌の会 …・…
次回 2025/2/25(火) 13:30~14:30
場所:スクーンメーカー記念館(旧短大図書館)地下 集会室「ピース」
講師:森島 豊先生(青山学院大学宗教主任・総合文化政策学部教授)
◎会費 1,000円 / 1回
◎どなたでも参加OK、1回だけの参加もOKです。
◎参加ご希望の方は事前にseishosanbika@outlook.jpまでご連絡をお願いいたします。
…・… 1月の活動報告 …・…
1月は島田由紀先生(青山学院大学宗教主任・大学院国際マネジメント研究科准教授)による、ドイツの神学者でヒットラー暗殺計画に加担し投獄され絞首刑となったディートリッヒ・ボンヘッファーの獄中書簡集についてのお話でした。絞首刑になる数か月前に、婚約者や家族へ向けた最後のクリスマスのメッセージである「良き力に」という詩は、獄中にあってこれほど希望と感謝に満ちた詩が書けることに衝撃を受けました。この詩が「良き力にわれ囲まれ」という讃美歌になり、静かな力強さを感じる詩とメロディーを皆で讃美しました。
聖書は「ローマの信徒への手紙」第5章1~11節を島田先生が読んでくださいましたが、「希望は失望に終わることはない…神の愛が私たちの心に注がれているから」という5節が、獄中でのボンヘッファーの心情を思い、強く心に響きました。
今月も良いお話をお聞きして、新しい知識の扉の前に立つことができたことに感謝します。
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次回 2025/1/21(火) 13:30~14:30
場所:スクーンメーカー記念館(旧短大図書館)地下 集会室「ピース」
講師:島田由紀先生(青山学院大学宗教主任・
大学院国際マネジメント研究科准教授)
◎会費 1,000円 / 1回
◎どなたでも参加OK、1回だけの参加もOKです。
◎参加ご希望の方は事前にseishosanbika@outlook.jpまでご連絡をお願いいたします。
…・… 11月の活動報告 …・…
11月は八木隆之先生から旧約聖書のエレミヤ書32章36節~41節についてのお話でした。特に38~41節には、民との新しい永遠の契約によってイスラエルを作り変えるという神さまの熱い思いが語られています。41節は青山キリスト教学生会(A.C.F)が今年の青山祭のテーマ聖句として掲げ、学生たちが難しいこの聖句を選んだ本意はわからないが、神さまは罪を裁き罰せずにおかれることはないけれど、なおそれを乗り越えて民を見捨てない神さまの思い、深い愛が41節から感じられるとのことです。今の社会を見回すとなかなか希望を見出せないことが多いけれど、学生たちと関わっていると急激に成長していく姿を見ることができ、忙しい中でも励まされ学ぶことが多いと先生はお話しされました。
先生のお話の後でA.C.Fの活動の様子を調べてみると、短大礼拝堂で活動している写真を見つけ、嬉しいような羨ましいような気持ちになりました。
11月も良い例会を持つことができて、八木先生には心から感謝申し上げます。
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次回 11/19(火) 13:30~14:30
場所:スクーンメーカー記念館(旧短大図書館)地下
集会室「ピース」
講師:八木隆之先生(青山学院大学宗教主任・経済学部准教授)
◎会費 1,000円 / 1回
◎どなたでも参加OK、1回だけの参加もOKです。
◎参加ご希望の方は事前にseishosanbika@outlook.jpまでご連絡をお願いいたします。
…・… 10月の活動報告 …・…
10月15日は塩谷直也先生(青山学院大学宗教主任・法学部教授)がご担当くださいました。聖書はすべての年齢層に向けてその時に相応しい言葉が書かれているということで「60歳からのキリスト教」というテーマで、旧約聖書コヘレトの言葉12章1~14節を輪読することから始まりました。人生をⅠ期(0歳~20歳)Ⅱ期(21歳~60歳)Ⅲ期(60歳以降)と3分割し、3つの時期が私たちにとってどんな時期だったかを話し合い、キーワードをそれぞれの時期にあてはめながらお話は進んでいきました。そして、人生は1ページ1ページをめくるようなもの、人生に省略はないが、いつもそこにイエス様が同伴してくださるということでした。
今回使わせていただいた集会室にはオルガンがあり、聖書と讃美歌の会としては数年ぶりにオルガンの伴奏で讃美歌を歌うことができて、とても清々しい気持ちになりました。また、塩谷先生が梅ヶ丘教会牧師時代の信徒だったという方が2名(短大同窓生)参加され、先生もとても懐かしく思われたそうです。
塩谷先生をはじめとしてたくさんの方々のご協力をいただき、10月も有意義で楽しい時間を過ごすことができました。