青山学院女子短期大学同窓会

Aoyama Gakuin Women's Junior College Alumni Association

…・… 2月の活動報告 …・…

2月は森島豊先生(青山学院大学宗教主任・総合文化政策学部教授)から、旧約聖書「創世記」の第1章についてを、とてもユニークなやり方で楽しくお話いただきました。

最初に先生は長崎での牧師時代の体験や児童文学者の松居直さんのお話から、「ことば」(聖書のみ言葉も含む)は豊かにイメージして読むことによって、私たちの体の中に生きた「ことば」として入り理解できるとお話しされました。そして「創世記」第1章の天地創造について1節ずつ読み進めながら、私たちは1人ずつ順番に神様が創られた海や陸地、鳥や家畜などを黒板にチョークで描くことに。それぞれが想像して描く創造物に対する先生のコメントも面白く笑いながら第一の日、第二の日…と進み、なんと黒板には「天地創造」の完成です。

~天地創造!~

 

そこで気づかされたことは、全ての創造物は存在できる場所が確保されてから創られていったということです。そして第六の日に「神様はきわめて良いとされた」のは、この世に存在するものは全て神様が必要とされたからという、「創世記」第1章に書かれていることが生きた「ことば」として心に迫ってきました。社会生活の中では自分の代わりはいくらでもいると思ってしまうようなことが多々ありますが、私たち人間も含め神様の創造物は全て在るべき場所に在り、私たち一人ひとりが神様に愛され生かされ必要とされているという先生のお話に勇気と癒しをいただきました。