青山学院女子短期大学同窓会

次回　2025/6/17（火）　13：30～14：30

場所：スクーンメーカー記念館（旧短大図書館）地下　集会室Bルーム

　　　講師：シュー土戸ポール先生(青山学院大学宗教主任・文学部教授・学院宣教師）

◎会費　1,000円 / 1回

◎どなたでも参加OK、1回だけの参加もOKです。

◎参加ご希望の方は事前にseishosanbika@outlook.jpまでご連絡をお願いいたします。

…・… 5月の活動報告 …・…　

5月は伊藤悟先生（学院宗教部長・教育人間科学部教授）から、イエス・キリスト復活の出来事をどのように理解するかについて、ヨハネの福音書、イザヤ書、コリント人への手紙ⅠⅡを輪読しながらお話していただきました。

「死んで墓に葬られた人が復活するなんて信じられない!!」と誰もが思うことです。私たちは常識の枠内で物事を見て理解しようとしますが、「十字架と復活」は信じることでしか解決できない、私たちの常識の枠内では理解できない出来事です。しかし、私たちの常識の枠外にも真実があるのではないか。私たちは見えているのに理解していないことや、理解していなくても後になって「そうだったのか」と気づくことがあります。復活は全福音書に書かれていますが、復活を見た人たちが、旧約聖書に書かれていたことが成就したことを初めて理解できたという経験をし、新約聖書が生まれ復活の意味を語り継ぐようになります。復活は科学的に証明できないものではあるが、イエス・キリストの存在、神様の存在に気づくかどうか。本当に大切なものは目に見えないが、見えないところに真実はあり、「見えるものは一時的だが見えないものは永遠に続く」（コリント人への手紙Ⅱ4：18）ということを復活という出来事を通して聖書は教えてくれます。

伊藤先生は、青学野球部のお話や先生の体験談などのお話をはさみながら、楽しくお話を進めてくださいましたが、とても深い内容のお話だったと改めて感じました。