青山学院女子短期大学同窓会

Aoyama Gakuin Women's Junior College Alumni Association

 

…・… 6月の活動報告 …・… 

6月はシュー土戸ポール先生(青山学院大学宗教主任・文学部教授・学院宣教師)から『今日と明日をつなぐもの SDGsと聖書のメッセージ』(青山学院宗教主任会編著・日本基督教団出版局)の紹介があり、SDGs(持続可能な開発目標)がどのように聖書に反映されているか解き明かしてくださいました。

2015年に国連で制定されたSDGs17項目は、紀元前に書かれた聖書にも同じようなことが既に記されていたとあっては半信半疑ながら興味津々、1項目ずつ聖書の関連個所を照らし合わせていく講義は、クイズの答えを解く面白さ、目から鱗の発見がありました。一方でSDGsは企業がブランドイメージとしては利用しやすいが、個人レベルでの実践が難しいという欠点があることにも触れ、個人的なアクションの提案として学生のために先生が作成したSustainable Life Action(持続可能な豊かな生き方)10項目をご紹介くださいました。この10項目には「シンプルに生きよう」「希望をもって積極的に行動しよう」などがあり、私たちが実践しやすく、実践することで豊かな生き方に繋がっていくことを教えていただきました。今回も聖書を読む面白さを実感したひとときでした。