青山経済人会

11月21日、東京ガーデンテラス紀尾井町内The Classic Houseにて青山経済人会と青山オーナー会の合同懇親会を開催し、ロボットクリエーターの古田貴之氏をお迎えして「AIロボットが拓く未来」をテーマに講演いただきました。

理事長や学院・校友会の来賓にもご臨席いただいた本会は、両会のコラボ企画第2弾として会員間の交流を目的に行われました。

古田氏は千葉工業大学常任理事であり、未来ロボット技術研究センター（fuRo）所長としての長年の研究・開発経験をもとに、具体的なプロジェクト事例を交えて講演をいただきました。福島第一原発での遠隔調査ロボットの無償提供や現場での運用経験、民生分野ではパナソニックのロボット掃除機「RULO」開発に関わった経験を紹介し、製品化に至る技術移転やユーザー視点の重要性を強調されました。また、fuRoでの自律制御や四脚ロボットの研究、学内外の共同研究や産学連携による社会実装の取り組み、そして株式会社未来ロボットの立ち上げを通じた事業化の挑戦についても触れ、AIとロボット技術がもたらす産業変革や地域社会への貢献、倫理的・法制度面での課題について参加者と活発な議論が交わされました。

講演後の懇親会では各会員間の名刺交換や意見交換が行われ、ビジネス機会の共有が進むとともに、今後の会員間の連携に向けた期待が高まりました。

今回のプログラムに基づき多くの会員に参加いただいて、有意義な時間となったことをここにご報告するとともに、ご参加・ご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。