外交・国際公務指導室の今
2026年05月12日
「外交・国際公務指導室」は、1982年に設立された国際政治経済学部公認の学生団体で、国際社会で活躍できるジェネラリストの育成を目的としています。過去、幾人もの外交官や国際公務員を輩出。「博友会」というかつての略称でご存知の方々も多いでしょう。
現在は同窓生でもある鶴田芳貴教授のご指導のもと、たいへん活況を呈しています。実際の活動内容について、3年生室長の櫨元壮さん(現室長は2年生の金本理央さん)にお話をうかがうとともに、入室予定者のオリエンテーションにも同席しました。

🧩指導室の活動内容は、大きく分けて3つです。
・全員が参加して行う「団体活動」
・少人数グループによる「分科会活動」
・講師を招聘しての「講演会」
「団体活動」は、上級生による講義で基礎知識をインプットし、翌週にグループディスカッションでアウトプット。理解を深めます。
開発経済「インドでの環境保護と経済成長の自立は可能か」
移民と社会「地域社会における共生モデルを踏まえ、日本における移民は可能か」
中東・東欧「多民族共生が成功する条件とは」 等
「分科会活動」
日本外交/経済安全保障や、アメリカ/東欧・中東などの地域別テーマで実施。
「講演会」
新歓講演会「日本に『プランB』はあるのか」(佐竹知彦准教授)
防衛省講演会「防衛駐在官講話」(陸上自衛隊国際平和協力センター長 ワタナベ邦嘉 一等陸佐)
外務省講演会「国際的な仕事と在学中にできること」(外務省アジア太洋州局 島根玲子氏)等
そのほか、昨年度は自衛隊基地見学も実施しました。
机に向かって一緒に試験対策をするイメージとはまったく異なり、ディスカッションの場を設けるなどクリエイティブで実践的な活動が魅力です。

コロナ禍で一時は活動が縮小しておりましたが、今年度は写真のとおり1年生が45名と急増し、オリエンテーション会場も熱気で満ち溢れていました。
新入室生に志望動機をうかがうと、 「東欧政治に興味があります。いろいろな方と出会い、自分を成長させていきたいので入室を決めました」(政治学科 A.Sさん) 「スペインが大好き!東アジアの安全保障にも興味があります。自分はもともと議論やディベートが好きで、そういう環境がある場として選びました」(政治学科 A.Fさん) 「高校の授業で習って以来、安全保障に関心があります。戦争や紛争解決について深く学んでいきたいです」(政治学科 K.Sさん)
一様に熱意あふれる、意識の高い声ばかりです。こうした新入室生たちが加わることで、指導室はさらに活気づきそうです。
今後の活動のために、「OBOGとの接点もコロナ禍で途絶えてしまった側面もあり、皆様のご協力をお願いします」(櫨元さん)とのこと。
当同窓会としても全面サポートして参りますので、国際関係のお仕事に関わらず、ご協力いただける方々はぜひこちらからご一報ください。
※次回は、同じく学部公認学習団体である「ジャーナリズム指導室」についても取材を進めたいと思います。