フランス文学科同窓会

French Literature Department Alumni Association

本の紹介『もうひとつのピーター・パン キャプテンフックの誕生』

2024年07月01日

フランス文学科同窓生の岡田好惠さん(’74卒)が『もうひとつのピーター・パン キャプテンフックの誕生』を翻訳上梓されました。ディズニーヴィランズ(悪役)の秘められた過去を描いたシリーズ第3巻の本書は『ピーター・パン』に登場するフック船長が主人公の物語です。ピーター・パンの宿敵フック船長がまだジェームズと呼ばれていたころ、酒場で出会った「宝剣ポントゥスの剣」を探す女性の誘いにのり海賊船で働くことになります。そしてまたこの宝剣を求めて船に乗り込んできた王女との関係はさてどうなることでしょう。ジェームズの気持ちは揺れ動きます。『ピーター・パン』ファンのかたはもちろんのこと、読者の皆さんをサスペンスとロマンスに満ちた冒険の旅に誘います。ピーター・パンやティンカーベルとの出会いや、ネバーランドを知るに至ったきっかけ、なぜキャプテン・フックと名乗るようになったのかも描かれており魅力満載の一冊です。是非お読みくださいますようご紹介いたします。