緑岡幼稚園同窓会

緑岡幼稚園と緑岡幼稚園同窓会について

青山学院幼稚園の前身である青山学院緑岡幼稚園は、1937年米山梅吉・春子夫妻の寄贈により緑岡小学校(現初等部)とともに誕生し、園長には女学院校友の米山春子夫人が就任しました。以降、7年間に約240名の園児が育ちましたが、1944年5月戦局が厳しくなり東京府の命令により閉鎖され、翌1945年の大空襲で建物は焼失しました。

1982年、当時の田村忠子主事を慕って40名が同窓会を再開し、年1度の集まりが続けられ、軌跡の証として「青山学院緑岡幼稚園1937―1944」が出版されました。田村先生昇天後も、年一度の集まりの会は約20年続けられました。
2006年に同窓会記録、名簿が完成し、2007年、青山学院校友会に正式に同窓会として認定されると共に幼稚園部会に所属しています。
その後は幼稚園同窓会いとすぎの会と共に歩み、校友会、校友間の親睦に寄与しています。

昭和12年から19年、暗い戦争中の時代にありながら、学院の建学の精神を全うするために米山春先生によって建てられた緑岡幼稚園は、田村忠子先生はじめ、先生方の信仰と愛情に包まれ、純粋に神様を信じて過ごすことができた魂の故郷です。

緑岡幼稚園同窓会 役員紹介
会長 半田より子
副会長 川島瑞枝