大学院会計プロフェッション研究科同窓会

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第32回青山学院同窓祭にて講演会(公開講座)を開催しました。(2025年9月23日開催)

2025年09月24日

昨年に引き続き青山学院同窓祭の公開講座として、
2025年9月23日(火・祝)13時より講演会を開催しました。

今年は会計プロフェッション研究科の野口浩先生と鶯地隆継先生を講師としてお招きし、
修了生以外にも在学生や公認会計士・税理士の方も多く参加し、大変盛況な講演会となりました。
また、今年の講演会は日本公認会計士協会のCPDの認定を受けた研修会として開催しました。

冒頭の会計プロフェッション研究科長の小林裕明先生の開会挨拶のあと、
第1部の野口先生の「固定資産税の課税ミスに対する国家賠償訴訟 -Big4税理士法人も注目か?!-」と題した講演では、
途中で野口ゼミのゼミ生も加わってのクイズやディスカッションも交えながら、
固定資産税の課税制度の特徴や問題点について、非常にわかりやすくご講演いただきました。

休憩を挟み第2部では鶯地先生が「会計は世界を変えるか 〜のれん償却議論の裏側〜」と題して、
ご自身の国際会計基準審議会(IASB)理事のご経験をもとに、
「のれん償却」をめぐる米国の会計基準(US GAAP)と国際会計基準(IFRS),
日本の会計基準それぞれの議論の経緯や背景を詳細に説明されたうえで、
日本の会計制度の現状と課題について会計の本質を踏まえながらご講演いただきました。

講演会の後の交流会では飲み物やお菓子が用意され、
和やかな雰囲気のなかで、参加者の皆さんが歓談し、楽しいひと時を過ごしました。
交流会の締めは多賀谷充先生からお言葉をいただき、お開きとなりました。

講演会および交流会にご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。

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