青山学院大学卒業生教職員校友白亜の会

「青山学院150周年 白亜の由来に想う」

     会長 山口菜穂子

 2019年度より「青山学院大学卒業生同窓会校友白亜の会」の会長となりました山口菜穂子(やまぐちなほこ)と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 本会は、教員を志望する学生や卒業生を支援する活動を中心として活動を行っています。4月~8月に「教員採用試験対策講座(補講)」を、11~12月に「先輩から学ぶ講座」を開催し、教育界に青学の仲間を増やしております。

 2024年度は青山学院150周年の年です。おめでとうございます。
様々なイベントが計画され、私たち卒業生の気持ちも一気に学生時代に戻り、青春の甘酸っぱさを思い出し、若返る年となっております。このような区切りの年に出会える幸せを感じております。
 先日、青山学院本部広報部の高木茂行氏より150周年を記念して公式オウンドメディアとして立ち上げた「アオガクプラス」というサイトに掲載する記事『白亜の由来について』に関しての問い合わせがありました。まさに『白亜の会』という名称がヒットしたのです。

 この『白亜』はカレッジソングの「霞にそびゆ わが白亜城」からきているのは想像に難くありません。しかし、会長としては大変恥ずかしいのですが、なぜ『白亜の会』という名称にしたのか、その由来については明白に存じ上げていませんでした。15年前の『白亜の会』立ち上げに携わった元会長・副会長に伺い、高木茂行氏に情報提供しました。

 記事のURL検索ワード : 「アオガクプラス」
 白亜の城はどの建物?(カレッジソングと応援歌)【アオガクタイムトラベラー】
 ⇒ https://aogakuplus.jp/variety/att_20240904_01/

 この記事は「白亜の城⇒白い建物⇒どの建物か…」「いつのものか。」と丁寧に、歴史を追い取材しておられ、大変勉強になりました。
そして、白亜の建物とは「青学開校当時の高等部の校舎=現在の大学の1号館」か「旧大学礼拝堂」ではないか、という結論に至っています。『加えて、「青山学院の白亜の城」として、「青山学院大学卒業生教職員校友白亜の会」の方々が語られた「キリスト教主義に基づく清く美しく輝いている学校」という意味してはいかがだろう。』というまとめになっています。
 我が「白亜の会」の祢津啓元会長や上原行義元副会長の言葉を引用されて、まとめとしていただいたこと、大変うれしく誇らしく、この『白亜』の意味と伝統の継承に我々が果たせる役割を再認識させていただいた本記事に、高木茂行氏に感謝しかありません。

 また、「白亜」の名称には「世俗的な経済優先の社会から離れた学問の府としてイメージ」もあることも加筆しておきます。今後『白亜の会』は、必ず、その「白亜」の名前の由来と伝統に応えられるように、邁進してまいります。
本ホームページにありますように
「これからも、青山学院が存在する限り、その伝統はとこしえに。」


令和7年度 役員一覧

役 職 氏  名 在職校等(最終勤務校) 備 考
会 長 山口 菜穂子  三鷹市立第六小学校 元校長
副会長 齊藤  進  荒川区立南千住第二中学校 元校長 (庶務担当)
木村 夏子  世田谷区立松沢小学校 元校長
三村  悟  さいたま市立北浦和小学校 元校長 (会計担当)
 

常任幹事

 

(11名) ※ 以下氏名等非公開とします
会計監査 (2名)
【白亜の会事務局】
研修担当幹事 (7名)
事務局担当幹事 (8名)

校友「白亜の会」の沿革

 校友「白亜の会」の前身は「青山学院大学卒業生教職員同窓会」という名称で、1982年(昭和57年)に発足してたいへん活発な活動をしていました。発足当時の「会報第1号」によりますと、「本学における卒業生のうち、現在、教職員に在職する者は全国に数多く計り知れませんが・・・・そこで、昨年来、東京都公立学校在職者の有志による準備会を発足させ在職者の所在を確かめる努力をしたところ、1,163名にも及び、予想以上の多人数であることがわかりました。」と記されています。昭和57年1月16日、渋谷公会堂地下食堂において、約200名の参加による第1回総会が開かれ、大勢の来賓と共に喜び祝ったとの記事が当時の教職課程主任 日俣周二教授により書かれています。
 その後、23年続いた「青山学院大学卒業生教職員同窓会」の活動も名簿管理をはじめ多忙を極める事務局業務の事情により休会せざるを得ない状況になりました。
 教職員同窓会が活動休止となると、同窓会による教職課程受講生のための後継者養成活動の重要性が改めて見直されるのです。数年間の準備の期間を経て、2009年会の規模や活動内容をリニューアルし、初代 小池角次郎会長(写真)のもと「青山学院大学卒業生教職員校友 白亜の会」を発足することになりました。
 これまでと大きく変わったことは、活動の中心を後継者養成においたことです。そして、会員の対象を現役に限らず退職者も含め、会長をはじめ事務局の運営業務も退職者が中心となり、教職過程課と協力して担うようになりました。登録会員数は約二百名と小規模ですが、身の丈にあった活動で現在に至っています。日々忙しい中ですが子供たちの成長にかかわる喜びを分かち合いましょう。大勢の校友の参加をお待ちしています。
 私たち自身が神から受けた生命を存分に生かし、地の塩・世の光となって子供たちのために奉仕できること、これこそが大きな喜びであり、使命であると感じて白亜の会の活動に参加しています。

初代 小池角次郎 会長

<初代 小池角次郎 会長>
元東京都教育委員会指導主事
元世田谷区立梅が丘中学校長