青山学院大学卒業生教職員校友白亜の会

「青学同窓の教師を!」

     会長 山口菜穂子

 2019年度より「青山学院大学卒業生教職員校友白亜の会」会長となりました山口菜穂子(やまぐちなほこ)と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 「令和」の時代が始まりました。「令和」とは万葉集の和歌『初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き・・・』が由来とされ、「対立を和らげ、道が大いに開ける 人々が美しく心を寄せ合う中で 文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。 これは、まさに新学習指導要領で示された「主体的、対話的で深い学び」に通じるものがあると感じています。

 新しい時代の子供たちを育成する新しい授業が可能な教師が必要です。 そのような教師を育てるための「同窓会による補講」を開催することと、同窓に学び同じ教育に携わる者たち同士の親睦を図ることが私たち『交友白亜の会』の目的です。これまでたくさんの先輩方のご苦労があり、継承されている会です。感謝の気持ちも忘れずにいたいです。

 すでに先日、4月13日(土)に2019年度の開講式がありました。論文指導5回、面接指導4回計画されております。また、毎年2月の第1週土曜日に行われている「総会・懇親会」のほかに、後継者育成を目的としての悩み相談でもある「研修会」や本ホームページの開設も行っております。青山学院大学の教員を志す学生の皆さん、共に集いましょう。

 そして、青山学院大学 山本与志春院長先生が昨年度の総会の中での講話でお話しされた聖書の一節「あなた方はそれぞれ、賜物を授かっているのですから、その賜物を生かして互いに仕えなさい。」(ペテロの手紙一 4章10節)に応えてまいりましょう。

令和6年度 役員一覧

役 職 氏  名 在職校等(最終勤務校) 備 考
会 長 山口 菜穂子  三鷹市立第六小学校 元校長
副会長 齊藤  進  荒川区立南千住第二中学校 元校長 (庶務担当)
木村 夏子  世田谷区立松沢小学校 元校長
土屋 康子  渋谷区立臨川小学校 元校長 (会計担当)
 

常任幹事

 

(11名) ※ 以下氏名等非公開とします
会計監査 (2名)
顧 問 (1名)
【白亜の会事務局】
研修担当幹事 (10名)
事務局担当幹事 (6名)

校友「白亜の会」の沿革

 校友「白亜の会」の前身は「青山学院大学卒業生教職員同窓会」という名称で、1982年(昭和57年)に発足してたいへん活発な活動をしていました。発足当時の「会報第1号」によりますと、「本学における卒業生のうち、現在、教職員に在職する者は全国に数多く計り知れませんが・・・・そこで、昨年来、東京都公立学校在職者の有志による準備会を発足させ在職者の所在を確かめる努力をしたところ、1,163名にも及び、予想以上の多人数であることがわかりました。」と記されています。昭和57年1月16日、渋谷公会堂地下食堂において、約200名の参加による第1回総会が開かれ、大勢の来賓と共に喜び祝ったとの記事が当時の教職課程主任 日俣周二教授により書かれています。
 その後、23年続いた「青山学院大学卒業生教職員同窓会」の活動も名簿管理をはじめ多忙を極める事務局業務の事情により休会せざるを得ない状況になりました。
 教職員同窓会が活動休止となると、同窓会による教職課程受講生のための後継者養成活動の重要性が改めて見直されるのです。数年間の準備の期間を経て、2009年会の規模や活動内容をリニューアルし、初代 小池角次郎会長(写真)のもと「青山学院大学卒業生教職員校友 白亜の会」を発足することになりました。
 これまでと大きく変わったことは、活動の中心を後継者養成においたことです。そして、会員の対象を現役に限らず退職者も含め、会長をはじめ事務局の運営業務も退職者が中心となり、教職過程課と協力して担うようになりました。登録会員数は約二百名と小規模ですが、身の丈にあった活動で現在に至っています。日々忙しい中ですが子供たちの成長にかかわる喜びを分かち合いましょう。大勢の校友の参加をお待ちしています。
 私たち自身が神から受けた生命を存分に生かし、地の塩・世の光となって子供たちのために奉仕できること、これこそが大きな喜びであり、使命であると感じて白亜の会の活動に参加しています。

初代 小池角次郎 会長

<初代 小池角次郎 会長>
元東京都教育委員会指導主事
元世田谷区立梅が丘中学校長