大学経済学部同窓会
同じ学び舎で学んだ卒業生が、国内外様々な地域や業界組織、或いは個人として活躍している者同士がもっと連携しよう、お互いに切磋琢磨しよう、そして大学や学部の発展に貢献しようという思いを持った先輩方のご尽力で発足し、今に至っています。
会員同士の親睦、著名講師をお呼びしての講演会、学部生への支援事業等を柱として活動を続けて行きます。
団体公式
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2025年9月25日(木)、平成倶楽部鉢形城コースにて、経済学部同窓会・経営学部同窓会共催による「2025年度チャリティゴルフコンペ」が開催されました。
今年度は大会をさらに盛り上げるべく、体育会OBOG連合会との共催として実施。両学部同窓会員の親睦を深めるとともに、同窓会が支援する現役学生への奨学金制度の一助となることを目的として企画されました。なお、参加費の一部はチャリティとして青山学院万代基金に寄付いたしました。
当日は曇り空ながらも絶好のゴルフ日和となり、94歳から20代まで、男女問わず幅広い世代が参加。ベテランプレーヤーからビギナーまで楽しめる特別ルールで行い、和気あいあいとした雰囲気の中、親睦プレーを楽しみました。
プレー後のパーティーでは、榎本体育会OBOG連合会会長(経営学部同窓会)による挨拶に始まり、笑顔と歓談に包まれた賑やかな表彰式となりました。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
今回は少数精鋭の開催となりましたが、来年度はより多くの方々にご参加いただけるよう、告知・準備を充実させ、さらに盛大な会を目指します。
次回は来秋、経済学部・経営学部・体育会OBOG連合会の共催にて開催予定です。詳細が決まり次第、改めてご案内いたします。
2025年10月4日(土)、時折雨の降るあいにくの天候にもかかわらず、現役学生会と同窓会による恒例の「手ぶらでBBQ大会」を開催し、世代を超えた親睦を深めました。会場は国営東京臨海広域防災公園「そなえりあBBQガーデン」。かつて“ウォーターフロント”と呼ばれたこのエリアも、今では落ち着いた街並みとなり、時の流れを感じさせます。
今回、現役学生会からはなんと30名もの参加があり、対する同窓会側は10名の少数精鋭。最初はやや緊張した空気もありましたが、そこは青学生——すぐに打ち解け、年齢差を超えた活発な交流が生まれました。学生たちからは学校生活や就職活動の話、卒業生からは社会での経験談やアドバイスが飛び交い、笑顔と笑い声の絶えないひとときとなりました。
BBQの焼き手たちも腕を振るい、香ばしい匂いが漂う中、食欲も会話もますます盛り上がりを見せました。食材の消費量は昨年を上回る勢いで、まさに「食べて・語って・つながる」BBQとなりました。
最後は、学生・卒業生が入り混じっての記念撮影。世代を超えた“青学スピリット”を感じられる一日となりました。
来秋もぜひ多くの方にご参加いただき、さらに楽しい交流の輪を広げていきたいと思います。
第38回公開講演会 報告書
講演タイトル: 「出生率1.15の衝撃」
講師: 青山学院大学 経済学部長・教授 井上 孝 先生
日時: 2025年9月23日(火・祝)13:30~
会場: 青山学院大学 17308教室
1.講師紹介
井上孝先生は、1959年栃木県生まれ。筑波大学第一学群自然学類(数学主専攻)を卒業後、筑波大学大学院博士課程地球科学研究科(地理学・水文学専攻)を修了。博士(理学)。
筑波大学、秋田大学を経て1995年に青山学院大学経済学部助教授、2002年より教授。2024年4月より経済学部長に就任。
また、国立社会保障・人口問題研究所研究評価委員、日本人口学会会長などを歴任され、人口学・地域人口論・統計学・GISを専門とされています。
著書には『日本の人口移動―ライフコースと地域性―』『地域と人口からみる日本の姿』『首都圏の高齢化』『自然災害と人口』など多数。
2.講演概要
講演は、2024年の**合計特殊出生率「1.15」**という衝撃的な数値を起点に、日本の人口減少の現状と将来への課題を科学的データに基づいて解説されました。
井上先生はまず、出生数が前年比5.6%減の68.6万人と、過去最低を更新した現状を示され、2015年以降続く平均減少率(4.2%/年)を上回るペースで少子化が進行していると指摘。
また、少子化対策への財政支出が増しても、出生率の反転上昇が見られない現状に対し、「政策の量的拡充だけではなく、社会構造そのものの見直しが必要」と強調されました。
個人として、以下の3つの視点から各国の取り組みと日本の課題を感じました。
井上先生は、これらの国際比較を通して「少子化は経済政策や支援制度のみで解決できる課題ではなく、人々の生き方・家族観・社会の在り方を問う問題」であるとまとめられました。
3.経済学会の活動紹介
講演冒頭では、青山学院大学経済学会の活動について紹介がありました。
経済学会は1949年に設立され、今年で76年を迎えます。教員と学生を会員とし、
4.参加者の感想
講演を通じ、「景気対策や経済支援だけでは出生率は上がらない」という現実を改めて実感しました。
北欧・フランスの例に見られるように、制度の充実が必ずしも出生増につながらない一方で、宗教的・文化的背景を持つ地域では高出生率が維持されていることが印象的でした。
少子化問題は単なる経済課題ではなく、「人の生き方」と「社会の価値観」の転換を要する問題であるという先生の指摘が心に残りました。
5.まとめ
本講演は、データに基づいた冷静な分析とともに、社会全体の意識変革を促す示唆に富んだ内容でした。
参加者にとって、日本の人口問題の本質を考える貴重な機会となりました。
【経済学部同窓会総会報告】
2025年度の経済学部同窓会の総会は6月20日(金)18時半から校友センターグリーンエリアA室にて開催され、実出席15名、委任状126通となり、志村副会長の司会のもとで、会則に則り中村会長が議長を務め、各議事について討議が行われました。今回の総会参加者はオブザーバー含め20.名、懇親会参加者は30名程となり、賑やかな会となりました。
第1号議案 2024年度事業報告
第2号議案 2024年度決算報告
第3号議案 2024年度監査報告
第4号議案 2025年度事業計画<案>
第5号議案 2025年度予算<案>
第6号議案 2025年度代議員代表委員選任の件
第7号議案 2025年度同窓会役員選任の件
上記いずれも全会一致賛成多数で承認されました。
総会後の懇親会では大学からご来賓として井上孝経済学部長をお招き致しました。学部長からは今後の経済学部についてのお話を頂き、総会の運営を補佐して貰った学生会のメンバーにも参加していただき、30名程の参加者で大いに盛り上がり、最後はカレッジソングを全員で合唱し、有意義なひと時を送ることが出きました。
尚、総会の運営にあたっては、昨年に引き続きZOOM配信も行い、数名の方がZOOMで参加して頂いたことも併せ報告します。 (文責 中村)
1月2日、3日に行われた第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は10時間41分19秒(大会新記録)で総合優勝となりました。皆さまからのあたたかい応援ありがとうございました。フレッシュグリーンのタスキを最後までつないでいく選手の姿に感動をもらいました。
経済学部同窓会は新規一転・新拠点「京急蒲田駅前」にて沿道応援、国際政経・地球社会各同窓会と連合、応援致しました。
1区宇田川瞬矢選手・10区小河原陽琉選手もフレッシュグリーンの幟旗を目にして元気を出し、名前の連呼でギアチェンジして駆け抜けたのではないでしょうか。両日にわたり沿道に参集いただいた校友とそのご家族、多くの学生ボランティア、青学ファンの皆様、またテレビを通して観戦いただいた皆様の力に支えられて総合優勝を果たすことができました。 誠にありがとうございました。
89年卒中村羊一
2024年10月19日(日)に秋晴れのアウトドア日和のなか、現役学生会との交流・親睦を目的として手ぶらでBBQを実施いたしました。会場は国営東京臨海広域防災公園そなえりあBBQガーデンです。かつては『ウオーターフロント』と言われた新しい街もすっかり落ち着いて街並みになっており歳月のたつのは早いものと感じます。
さて、今回は現役学生会から25名もの参加をいただき対する同窓会員は10名と少数精鋭なところでしたが、ここでも青学生ならではの共通の話題『EKIDEN』のおかげで年齢差を乗り越えられ話もはずみ楽しいひと時を共有できました。来賓の柳田元会長は『箱根駅伝を応援する会』会長を務められていることもあり最新の状況や見通しなどを解説いただき現役学生、卒業生ともども話に引き込まれてしまいました。
肝心のBBQの方は調理係の焼き手が上手だったこともあり食欲もはずみ食材の追加買い出しに行くというハプニングもあり大いに懇親を深められました。来秋も実施したいと存じますのでぜひご参加ください。
2024年11月30日に開催された経済学部学生会主催のゼミナールコンテストへ、今年度も当同窓会から審査員を5名派遣しました。
同コンテストは経済学部設立60年の2009年からスタートした各ゼミ生による研究発表の場ですが、今年度は第16回目の開催となり、同窓会と現役学部生との交流の場にもなっています。
今年度の参加チームは5チームで各チームともそれぞれ所属ゼミの研究テーマに基づき特色ある発表内容でした。
各チームとも努力の成果が充分にみられましたが、厳正な審査の結果、最優秀賞は毎年夏休みを利用して東南アジア各地で現地調査を実施している藤村ゼミの「タイの地域格差をどうするか〜中所得国の罠に隠れた構造問題」を発表したチームに決定しました。
また、今年度は同窓会から参加した全てのゼミに「同窓会奨励賞」を授与しました。
来年以降も多くのゼミ生に参加して貰うことを期待しています。
また今年度は4名の新たな会員に審査員を快くお引き受け頂きましたこと、この紙面を借りてお礼申しあげます。
青山学院大学経済学部同窓会・経営学部同窓会共催チャリティゴルフコンペ
2024年10月10日(木)鶴舞カントリー倶楽部にて経済学部同窓会・経営学部同窓会共催2024年度チャリティゴルフコンペが行われました。
この会は経済学部と経営学部による両同窓会員の親睦を図るとともに、同窓会が行う現役学生の為の奨学金制度の一助として企画されたものです。参加費の一部をチャリティとして、青山学院万代基金に寄付いたします。
当日は曇り空の中、老若男女、ベテラン、シングルプレーヤーからビギナーまで幅広い参加者のため、特別ルールで行い、十二分に親睦プレーを楽しみました。また、参加有志の皆様より景品を賜り、おかげさまでパーティーは大いに盛り上がりましたので御礼申し上げます。
表彰式も安藤経営学部同窓会長の挨拶に始まり、楽しいひと時を過ごしました。
今回は少数精鋭の参加でしたが、来年は告知を含め盛大に行いたいと思っています。
次回は来秋、再び経済学部と経営学部の共催にて行います。会員の皆様、奮ってご参加ください。
開催日時が決まり次第ご報告いたします。
経済学部同窓会・経済学会共催講演会
~「日本経済の復活は本物か」〜
今年度9月16日(月祝)の同窓祭において、当同窓会は経済学会と共催で、第一生命経済研究所シニアフェローの嶌峰義清氏をお迎えして、講演会を実施しました。
嶌峰氏は本学経済学部の卒業生でもあり、ご多忙の中最近の日本経済の動向について各種データを用いた分析に基づきながら解り易く解説頂いただきました。
株価は史上最高値を更新するなど一見好調な日本経済ですが、データで比較すると諸外国に比べまだまだ改善すべきことが多いという示唆に富んだ内容でした。
【経済学部同窓会総会報告】
経済学部同窓会事務局
2024年度の経済学部同窓会の総会は昨年に引き続き、対面方式で開催されました。
昨年度の総会・懇親会はコロナ明けの初めての総会で参加者も少なく淋しい総会でしたが
今回は総会参加者24名(オブザーバー5名含む)、懇親会参加者は30名超となり、久しぶりに賑やかな会となりました。
総会は6月21日(金)18時半から校友センターグリーンエリアA室にて開催され、実出席19名、委任状132通となり、志村副会長の司会のもとで、会則に則り中村会長が議長を務め、各議事について討議が行われました。
第1号議案 2023年度事業報告
第2号議案 2023年度決算報告
第3号議案 監査報告
第4号議案 会則改定案
第5議案 2024年度事業計画
第6議案 2024年度予算案
上記いずれも賛成多数で承認されました。
総会後の懇親会では大学から井上学部長、学生会担当の松尾教授や、総会の運営を補佐して貰った学生会のメンバーにも参加していただき、30名以上の参加者で大いに盛り上がり、最後はカレッジソングを全員で合唱し、有意義なひと時を送ることが出きました。
尚、総会の運営にあたっては、昨年に引き続きZOOM配信も行い、数名の方がZOOMで参加して頂いたことも併せ報告します。
以上