大学院国際マネジメント研究科同窓会

ABS Alumni

2023年度ABS新規科目「シビック・エンゲージメント・プロジェクト」で受講学生が8つのコミュニティ活動を企画・推進

2024年04月03日

青山学院大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)の新規科目「シビック・エンゲージメント・プロジェクト」(担当:宮副謙司教授)では、受講学生33名が8つのグループを編成し、それぞれ独自のコミュニティ活動を企画し、実行着手しました。

このように「シビック・エンゲージメント」の名称がつく授業科目は、青山学院大学で初めてで、ビジネススクールとしても他校にない特徴のある取り組みです。

本授業は、①「シビック・エンゲージメント」の本質を理解し、自分のシビックスキル(意識・行動力)を高めること、②地域・企業・団体のコミュニティ活動の実施・実践に向け具体的に関わる努力をすることを掲げています。授業前半に企業・団体が地域や社会に向け実施するコミュニティ活動の事例を学び、後半では学生自らも今後コミュニティ活動を企画し、様々な関係者を巻き込み・調整し、プロジェクトを推進するリーダーシップ能力を身に着けるように努力しました。

■受講学生が自主的に企画し取り組んだ8つのシビック・エンゲージメント活動(順不同)

  • ・徳島県「神山まるごと高専」への献本-本の架け橋プロジェクト
  • ・亀島川活性化プロジェクト-環境整備活動への参画・河岸遊歩道活性化提案など
  • ・日本で働く技能実習生応援プロジェクト-モンゴル人実習生との正月交流イベントの企画・開催
  • ・地域と大学生をつなぐ地域活性化-福島県磐梯町の観光活性化への取組み
  • ・湘南地域ビーチクリーン-海岸美化回収物のアップサイクル製品開発支援
  • ・「グリーンスクール」をモデルにした親子でのSDGs教育プログラムの構想-啓蒙コミュニティ活動の計画
  • ・「ウィキペディアタウン」参画による地域を学び発信する活動の開催計画
  • ・バスケットボールを通じた貧困家庭の子供たち支援-奨励金給付・用具寄付などの構想

■授業の成果

上記の活動は、2023年度後期の授業期間中に実施できたもの、準備を行い今後実現に向かうものなど様々ですが、この授業を通じて地域や社会に向けてのコミュニティ活動を新たに生み出し、ソーシャルアントレプレナー人材の育成も着実に進みました。これらの活動の今後一層の発展と、受講したメンバーの活躍にご期待ください。