ABSと徳島県「神山まるごと高専」との交流-本の架け橋プロジェクト
2024年05月10日
ABS学生が高専学生向け図書(16歳の時に読んでほしい本)93冊を選び、メッセージカード付きで寄贈
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)の「シビック・エンゲージメント・プロジェクト」(担当:宮副謙司教授)の受講生の中で、1つのグループが、徳島県「神山まるごと高専」との交流活動を企画し実践しました。
具体的には、ABS学生が社会人の立場から、高専学生に何らかの学びを提供できるものとして「人生に役立つ本」(自分の人生を振り返ったとき、16・17歳の時に読んでおけばよかったと思う本)を選び、その思いをコメントカードに書き、同封して寄贈しました。
メンバー学生は、当該授業の受講生のみならず、毎年行われているグリーンバレー寄附講座「地方創生実践論-神山プロジェクト」で神山滞在学習を経験した学生をはじめとするABS学生にも広く参画を呼び掛けました。(研究科内説明と献本持ち寄り・高専学生へのメッセージ執筆会を開催し(2023年12月16日)、当日参加者20名で30冊を収集)
さらに趣旨に賛同したABS教員(複数)も献本し、2024年2月までに合計で93冊が集まりました。(神山まるごと高専は1学年40名で2023年度開校、2024年4月新入生も加え2学年分=約80冊の収集を目標としていましたが、その目標を上回る冊数となりました。)
2024年3月2日にABS学生代表メンバーが「神山まるごと高専」を訪問し、同校事務局長:松坂孝紀さん、図書室担当:藤川瞭さんに寄贈しました。(グリーンバレー寄附講座「地方創生実践論-神山プロジェクト」担当のグリーンバレー理事/青山学院大学客員教授:大南信也先生にもご支援いただきました。) 寄贈本は、図書室の棚の一部を「ABS 文庫」として収蔵されました。また、そこには選者コメントをまとめたポスターを設置し選者の意図を学生に伝えるとともに、貸出カードを作成し学生間の繋がりが続くようにしました。