美術展情報あれこれ 〜300年・900年の時を超えて〜
2024年01月16日
1月も後半へと入り寒さも本番ですね。お正月気分も抜けたところで、これから間近に開催される美術展をお知らせしたいと思います。○○周年に着目してみました。
・まずは建立900年という中尊寺金色堂
東京国立博物館 建立900年特別展「中尊寺金色堂」1月23日〜4月14日
国宝の仏像11体すべてを展示。中央壇の仏像がそろって寺外で公開されるのは初めてのことです。
大型ディスプレイ上に原寸大の金色堂も再現されるようで、それも迫力ありそう。
東京国立博物館HP→ https://chusonji2024.jp
_φ(・_・ 1月22日までに前売り券を購入するとお得です(1600円→1400円)
またペア券もあり(一人で2回訪れても、二人で利用でもよいとのこと)前売り券2枚を買うより200円お得
ご確認や購入はこちらから↓
https://art-ap.passes.jp/user/e/chusonji2024
・そして、生誕300年という池大雅
出光美術館「生誕300年池大雅ー陽光の山水」2月10日〜3月24日
日本の自然をこよなく愛した池大雅。重要文化財・十二カ月離合山水図屏風は必見!
https://idemitsu-museum.or.jp/collection/painting/literati/01.php
出光美術館の館長は出光家三代目・出光佐千子氏です。青山学院大学文学部比較芸術学科の准教授でもあり、現在古美術研究会の顧問もお務めです。ご挨拶にお伺いしたいと思いながら、私たち役員会としてはまだ実現しておりません。この美術館は皇居のお濠に面した帝劇ビルの9階、程よい高さでここからの眺めは気持ち良いですよね。
<番外編>こちらは開催中です
山種美術館 [特別展]癒しの日本美術 ーほのぼの若冲・なごみの土牛ー 12月2日〜2月4日
ゆるかわ、動物たちや子供達、落ち着かない日々の中で思わず微笑んでしまうような作品が並ぶものでした。伊藤若冲の作品も5点ほどありました。ここは展示スペースがそう広くはないのですが、併設の「Cafe椿」で作品にちなんだ和菓子がいただけます。こちらもほっこり。
若冲と言えば…
国宝・伊藤若冲《動植綵絵》江戸時代(18 世紀) 。全 30 幅のうち 12 幅が5月21日~6月23日まで、新しくなった皇居三の丸尚蔵館で展示されます。