青山学院校友会横浜支部

Aoyama Gakuin Alumni Association Yokohama Branch

「日本酒を楽しむ会」は第3回例会が開催されました

2025年07月28日

「日本酒を楽しむ会」は第3回目の例会を7月19日、高島屋裏の「酒とったり」で開きました。今回は8人の参加でしたが、同窓の仲間が日本酒という魔法の水を飲むわけですからすぐに胸襟を開いて語り合うことができ、楽しい一時となりました。

「日本酒を楽しむ会」は、福島県に赴任中に日本酒に魅入った前田眞二さんが発起人となって、2024年11月に横浜支部の7つ目の同好会として発足しました。第1回目の例会を今年の1月に開き、以後4月、7月と3カ月ごとに集まっていますが、仲間同士の気心も知れ合うようになり、「日本酒を楽しみながらの親睦の場」(前田代表)に育っています。会員は新たに2人が加わり22人となりました。

今回の例会は、前回までとは異なった小部屋で午後4時に開始されました。お互い気心が知れているうえに、母校愛が根底に流れているからでしょうか、仲間意識を強く感じる酒宴となりました。まずビールで乾杯し、コース料理を味わいながら全国の地酒を飲み比べ、日本酒についてのうんちくを傾けあったりしました。同じ種類の酒を当てる恒例の「利き酒チャレンジ」に移るころには、各人それぞれに酔いが回り始めていました。そのせいもあったのでしょう、全問正解者は現れず、前回優勝者の下迫哲生さんも実力を発揮できませんでした。結局、上位得点を得た安藤孝則さんと山鹿登美子さんが準優勝者として祝されました。

その後も和気あいあいの雰囲気のなか、酒杯を重ねて、歓談がとまりませんでしたが、前田眞二代表の終宴宣言があり、これを機に散会となりました。次回は10月18日(土)が予定されています。

今回の「日本酒を楽しむ会」で目についたことは次の3点かと思います。1つは、同会の活動にさらなる広がりを感じたことです。校友会横浜支部の古くからの会員である徳田賢さんと窪田優江さんが新規に参加されたことを例として、同会の存在に関心を抱いている方が多いことが推定されます。2つ目は、回を追うごとに出席者間に信頼と親密さが増して、飛び交う話題に深みが出てきたことです。表面的で当たり障りのない段階を超えたような気がします。3つ目は、繰り返すようですが、全体に一体感を感じたことです。出席者の歓談情景から推して、誰もが孤立感のない満たされた気持ちになっていたはずです。

「お茶は10年、酒は3年」の言葉があります。人心掌握に関する表現です。青山学院校友会は「校友会を通じて校友間の親睦を深め、母校の発展に寄与することを目的としている」とあります。そのような校友会の方向性を下支えする役割が横浜支部同好会の末弟「日本酒を楽しむ会」にもあるのではないかと思いました。

「それほどにうまきかと人のとひたらばなんと答えむこの酒の味」(若山牧水)

文責:黒澤康

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