大学経済学部同窓会
同じ学び舎で学んだ卒業生が、国内外様々な地域や業界組織、或いは個人として活躍している者同士がもっと連携しよう、お互いに切磋琢磨しよう、そして大学や学部の発展に貢献しようという思いを持った先輩方のご尽力で発足し、今に至っています。
会員同士の親睦、著名講師をお呼びしての講演会、学部生への支援事業等を柱として活動を続けて行きます。
9月23日の大学同窓祭において、経済学部同窓会は経済学会との共催で公開講演会を、拓殖大学海外事情研究所の富坂聰教授をお迎えして13時半から17号館17310教室にて開催しました。富坂教授は中国関連の専門家で様々な情報発信をされています。
1990年代にバブル崩壊を経験した日本は30年間経済停滞が続いています。一方この30年間で目覚ましい発展を遂げた中国も、目下不動産不況という問題を抱えており、日本を反面教師として見ているのか?処理水問題をどう見ているのかといった様々な観点の御講演をして頂きました。
日本はバブル崩壊後経済全体が疲弊していったことに対し、中国の不動産市況は確かに悪化しているが、EV(電気自動車)産業に力を入れるなど、新たな産業づくりに真剣に取り組んでおり、日本とは経過が異なる為比較できない。これからもグローバルサウスといわれる国々をけん引していくであろうという結論でした。今後の中国の動きを要注視です。
尚。講演は15時過ぎにいったん終了しましたが、会場の参加者から熱心な質問が相次ぎ、富坂教授も丁寧に対応して頂いた結果、30分ほど時間を超過しての終了となりました。
青山学院大学経済学部同窓会 ・経済学会共催「第36回公開講演会」~中国から見たこれからの日本~を開催いたします。奮ってご参加ください。
【講演概要】
講演日時:2023 年9 月 23 日(土) 13 時半〜 15 時予定
開催場所:青山学院大学青山キャンパス17 号館3F 17310 教室
聴講 :無料
講師 :拓殖大学海外事情研究所 教授 富坂 聰 氏
【講師プロフィール】
富坂 聰 氏 拓殖大学海外事情研究所 教授
1964 年、愛知県出身。 1980 年に単身台湾に渡る。中国語を勉強した後に、中国に留学し、北京語言学院を経て北京大学中文系に進む。1988 年に北京大学中退後、週刊ポスト記者、週刊文春記者として活躍。 2002 年にフリージャーナリストとして独立。 中国情勢や中国問題に関する取材を中心に、インサイドレポートを発表している。 1994 年『 龍の伝人たち』 (小学館)により21 世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞受賞。 文藝春秋、週刊文春、週刊ポスト等さまざまな雑誌メディアへの執筆活動の他、テレビ番組のコメンテーターも務める。
公開講演会は、青山学院大学経済学部同窓会アクティブ会員の年間維持会費及び経済学会の補助により運営されています。
◆ホームページ:https://www.alumni-aoyamagakuin.jp/keizai/
◆お問合せ:info@oikos-nomos.com
詳細は活動のページからお知らせをご覧ください。
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