「地球の過ごし方」を教えてください!
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〈2022年1月からジャカルタで駐在員として働く忍田ゆいさん。現地の魅力をたっぷり語ってくれた〉
魅力
国としての魅力は、花粉症がない、寒くない、冬がない。ここが1番良いところ。花粉に関しては、まずスギの木がない。私、めっちゃ花粉症で。それが全くないっていうのと、1年中暖かいから1年中マリンスポーツができる。洋服もコートやニットを全部あげちゃった。日本にも置いてない!コートを1着だけ残してるかな。すごい身軽。あと梅雨もない。雨季があるけど、夕方の数時間雨が降るだけだよ。
仕事面だと、裁量があるのと、自分の影響度が大きいからとてもやりがいがある。日本だと関われない色んな業種の人と関われるよ。
仕事はかなり楽しいというか、面白い。日本だとやっぱり、いち営業員として、ある程度決まったルーティン、ルールの中で働いてたけど、こっちだと「今の会社をより良くするためにはどうしたらいいかな」「インドネシア人のみんながより良いパフォーマンスを出すためには、どういうルールや仕組みが必要かな」って考えたりとか。人数が少ない組織にいる分、自分の影響力が大きいから、そこがめちゃくちゃ面白い。やったらやった分だけ成果になる。でも、忙しい(笑)。
あと、週末にバリとかに行けるところはめちゃくちゃ良いな。ちっちゃい島がたくさんあるから、週末、土日だけで色んなところに遊びに行けるのは面白いと思う。
特徴
インドネシアって今、平均年齢が30歳ぐらいで。若い人が多くて、かつ人口は2.7億人でめちゃくちゃ多い。すごい活気があるっていうか。中国、インド、アメリカ、インドネシアの順番に多いらしい。面積は…島がとにかく多い。1万個ぐらいで成り立ってるから。
だからやっぱりスタッフ、働いてる従業員の子も結婚が早いね。20代前半で結婚してるから。少子化とは無縁だね。こっちはかなり兄弟が多い。昔の日本もこんな感じだったのかなと思う。昔の日本って多かったよね。なんかそういう感じがする。5人、6人くらいいるんじゃないかな。どんどん生まれてるけど、医療が日本ほど発達してないから、平均寿命が短いと言われることもあるよ。
平均身長は、そこと比べると私の身長は高い。小さい人が多いね。
物価
最近上がってる。ただ、何て言うんだろうな…ものすごい貧富の差が激しい国だから、屋台でご飯食べようって思ったら本当に100円程度で食べられる。でもレストランで食べようってなったら普通に日本と同じぐらい。1000円、2000円とか全然しちゃうから、その差がすごい大きい。貧富の差はタイやマレーシアよりもかなり大きいかな。
富裕層は基本的に華京かな。マレーシアにもマレーシアンチャイニーズっていたよね。そういう人たちがインドネシアにもいて、そこがものすごいお金持ち。一方で、土着のインドネシア人っていうのかな、そういう人たちはかなり…。
驚いたこと
暖かい国だからものすごい温厚だけど、その分時間にルーズな人は多い。友達レベルではなくて、仕事でもかなりルーズな人が多い。納期管理とは?みたいな感じ。そこら辺がやっぱり、日本の仕事に慣れてたらかなり難しいところ。「そういう文化だよね」って許すのか、「日系の会社だから守んないと」って教えるべきなのか。結構難しい。
〈空港と街中を繋ぐ電車内の様子。ターミナルのBNIシティ駅まではおよそ1時間で5万ルピア(約500円)。タクシーを使うよりも安い〉
交通の便はめっちゃ不便。車は運転できないし、電車も危ないって言われるし。 タイだと結構電車に乗るけど、インドネシアはあんまり。1回ぐらいしか乗ってないと思う。道路がボコボコだから、自転車も乗れない。歩道がないところが多いし。
食事
食事に困ると思ったら、そんなことなくて。モールに行ったら分かると思うけど、日本食も美味しいし、お寿司とかもあるし、何でもある。ピザやパスタとかのイタリアンも美味しいし、食事には全く困らない。インドネシア料理も好き。だけど揚げ物が多いから、毎日はいらないかな。野菜とかヘルシーなものを食べたくなる。毎日チャーハンや炒め飯だとね…。吉野家とかがあるから牛丼を売ってるんだけど、逆にそれがヘルシーな気がしてて。米と肉。とにかく揚げ物が多いから。
〈街中のショッピングモールは、日本発のチェーン店でいっぱい。値段は日本と同程度〉
日本食がめっちゃ人気。みんなすごい好き。お寿司やトンカツ、ラーメンが1番人気かな。ラーメンの店はかなり多いね。よく並んでるし。
〈インドネシア語での注文もお手の物!〉
言語
インドネシア語って、世界で1番簡単な言語って言われてる。最近できた言語で、マレー語をベースに作られてる。単純ですごく簡単。覚えやすいよ。英語は街でほとんど通じないかな。基本的にはインドネシア語。タクシーやホテルとかお店もそうかも。バリに行ったらほとんど英語が通じる。日本語も通じるかも。やっぱり観光客が多いところは通じるかな。
バリはオーストラリア人が最近、めちゃくちゃ多いらしい。オーストラリアから近いんだよ。バリ直行便があって。真下なんだよね。ジャカルタは結構最近、韓国人が多いかもしれない。働いてる人も多いしね、韓国人。
現地の人とは間違えられないかな。「肌の色で分かる」って。私でも「白いよね」って言われる。
日本人駐在員は大体2万人。あんまり多くないかもね。アジアで1番多いタイで8万人。4分の1だから、やっぱり少ないね。駐在員コミュニティーで、県人会とかはあるよ。出身の県。でも自分は行ったことがない。あとは何年生まれの会みたいなのもあるらしいんだけど、そもそも私と同い年がかなり少ないから…年上が多い。
覚えておいた方がいい言葉
「テリマカシー」と「サマサマー」。「ありがとう」と「どういたしまして」。あと「おはよう」の「サラマッパギー」と「美味しい」のエナック。マンタップも良いね。マンタップは「ベリーグッド」みたいな。
〈カフェでバドミントンの試合を放送。よく見ると相手は日本人ペアだった〉
スポーツ
バドミントンが国技。めっちゃ強い。サッカーは、チームはあるけどね。でもあんまり…1年中暑いからね。でも駐在員で、バレー部やサッカー部、フットサル部があって、バレー部は一応入ってる。ポジションはアタッカーだけど、あんまり参加してない(笑)。ラクロスもあるよ。でもあんまり参加してない(笑)。
〈日本からおよそ3か月半遅れで「名探偵コナン 黒鉄の魚影」の上映開始。インドネシアでは上映作品の入れ替わりが激しく、2週間ほどで上映が終了してしまう〉
エンタメ
テレビをあんまり見てないからな…。K-POP人気はすごい。BTSやBLACKPINKとかね。めちゃくちゃ人気。JKTも人気なんじゃない?現地のアイドルは…歌手はいるけど、アイドルグループはあんまり聞かないかな。
現地の映画はある。映画館はホラー映画ばっかり。みんなホラー映画が好きなんだって。でも日本の作品もめっちゃ人気だよ。呪術廻戦、鬼滅の刃、東京リベンジャーズはめちゃくちゃ人気。意外だったのが、鬼滅は日本だと子供に人気だけどインドネシアだと大人に人気。呪術廻戦は日本だと子供よりちょっと上の人だけど、こっちだと呪術廻戦が子供に人気なんだって。だから「呪術廻戦面白いよね」って言ったら、「そんな子供っぽいの見てるんだ」って言われたことがある。ポケモンとかも人気。ドラえもんが1番人気かな。ドラえもんもちびまる子ちゃんもインドネシア語バージョンのアニメがやってる。コナンは…映画館が満席だったけどね。
1番有名な日本人
仲川遥香ちゃんだと思う。AKBからJKTに移動した子で、ちょっと前にJKTを卒業した。こっちでタレントをやっていて、すっごい人気。知らない人はいないと思う。インドネシアに移籍して大成功した日本人みたいな感じで、結構取り上げられてる。インドネシア語もペラペラ。
〈バリには猿が多数生息。油断していると荷物をひったくられるので要注意!〉
Reported by Yui Oshida
3月25日、青山キャンパスで2023年度卒業式が開催されました。地球社会共生学部は6期生が門出の時を迎え、同窓会役員は学位記を交付した910教室で勧誘のビラを配布しました。
この代は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた代でした。まず入学式を行えず、通常通り海外留学に行くこともできませんでした。それでもこの1年でようやく平穏を取り戻しつつあり、卒業式後は1期生以来、5年ぶりに卒業パーティーを開くとのことです。
それにしても皆さん良い笑顔!改めて卒業おめでとうございます。同窓会のイベントでお会いできる日を楽しみにしています。
【2023年度配布資料】☆New!
【2021年度配布資料】
【2020年度配布資料】
3月16日、青山キャンパスで第3回同窓会長会議が開催されました。
各同窓会の会長をはじめ、役員や学部関係者が勢揃い。パネルディスカッションやグループディスカッションを通じて、活動状況や直面している課題、計画段階の構想から、ここには記せない裏話まで様々な情報を共有しました。また、総合文化政策学部の学生も参加。別の角度から意見を交換することで、在卒での連携体制も改めて確認できました。
90分間の会議終了後は、場所を移動して懇親会を実施。ソフトドリンク片手に学部、年代、業種を超えた交流を繰り広げました。
このざっくぱらんな会でも、半世紀近く前の協定校を巡る苦労話、世田谷キャンパス時代の通学を巡る秘話など、強烈なエピソードが続出。非常に中身の濃い1日となりました。近いうちに開催される第4弾に大いに期待が懸かります。ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。参加者をお待ちしています!
2015年2月、2022年11月、そして――。
2024年秋の第3回地球技大会の開催に向け、鋭意準備中です。当初は「あなたと青山学院」最新号発行のタイミングで、開催日を発表をする予定だったのですが…具体的な案内はもう少々お待ちください。確定次第、SNS等でも大々的に発表します。現在、精鋭揃いの某学部との共催、地球創設10周年を絡めた大規模な催しを視野に入れて動いています。
夏季五輪イヤーに合わせ4年に1回、特別なコンペティションに乞うご期待!
この機会に是非、前回大会の様子もチェックしてみてください。
〈アイルランド第2の都市、コーク市内の様子〉
特徴
ダブリンが首都で、今私がいるコークは第2の都市だけど、アイルランドで1番大きい都市。特徴的にはダブリンに比べて平和だし、物取りがない。ダブリンでは1ヵ月で2回もスリをやってるところを見た。こっちに来たらそんなことはないし、道行く人でも普通に挨拶して、ベンチに座って一休みしてる間に隣のおじさんと話して仲良くなってみたいな。すごく温かくて良い場所だよ。
みんなとにかく明るくて、ポジティブだし、フレンドリー。差別とかも全然ない。前にイギリスに行った時はちょっと黄色人種差別的なものを経験したけど、こっちでは全然。そういうことをする人もいるはいるらしいんだけど。
国民性としては、アイルランドを大事にしてるんだけど、グローバルな考え方が強い。休みを取ったらみんな海外旅行に行くし、親戚がアメリカに何人いて、イギリスに何人いてみたいな感じかな。
〈アイルランドの首都ダブリン〉
〈ダブリンの有名なパブデイビーバーンズ〉
物価
家賃がすごく高い。今アパートの1室で10万ぐらい払っている。これが大体スタンダードで、これ以上安いのはあんまりない。全体的に物価が高いわけじゃなくて、家賃だけが高い。物価自体は日本とあんまり変わらないかな。ちょっとは高いと思うけど、今は円が安いから。収入と物価の釣り合いを考えると、日本とそんなに変わらない。
地元の人的には、「北アイルランドに住んだ方が家賃が安い」って。家はあっちで、アイルランドに出稼ぎに来る人が多いみたい。税率とかも違う。北アイルランドとは陸繋ぎで、パスポートがいらない。遠いから私は行かないけど(笑)。南の方にあるコークから行こうとしたら多分、バスで6時間くらいかかる。
気候
夏は30℃以下、冬は-4℃が最低だったかな。慣れてくると10何℃とかでも暑くて、今の7℃くらいが丁度良い。
〈クリスマスの時期にだけ設置される観覧車とメリーゴーランド〉
公用語
英語とは全然違う。アイルランド語というか、ゲール語と呼ばれていて、公用語なんだけど、喋れる人はそんなにいない。都市部と違って、西の方の海岸沿いにはまだ喋っている人がいるみたい。みんな小中高でゲール語を習うなかで、読めるけど喋れない。日本人にとっての英語みたいなイメージだね。
みんなが話すのは基本英語。でもアイルランド英語は、特徴がすごい。最初来た時は何言ってるか分からなかった(笑)。コークはまた一段と癖が強い。何か歌うように喋る。抑揚がすごい。慣れるのにだいぶ時間がかかったね。単語は一般的な英単語と一緒なんだけど、方言みたいなのもあって、関西弁、博多弁みたいな感じ。コークが1番癖が強い街で、ダブリンとかの人と話すと、そんなに分かりにくいってことはないかな。
〈コーク西方のBeara半島〉
口癖
こっちでは、みんな口癖みたいに「Thanks a million」って言う。どっちかというと女性が言いがち。お年を召した女性の方がよく言う。同僚の間で気軽に、「ありがとう!ありがとう!」みたいな感じで使える。
「Lovely」もすごい使う。何でも「Lovely」。「あっいいね!」みたいな。ちょっと京都人っぽいかもしれない。イギリスと通じるところもある。ものすごく酷い内容の時に「うん、素敵ね」って感じで。あらゆる場面で使っているから、ニュアンスと文脈で判断。
〈アイルランドの伝統的な朝食〉
〈パブの日替わりスープ〉
食事
美味しい!基本どこに行ってもポテトなんだけど、そのポテトがすごく美味しい。マクドナルドとかチェーン店のポテトじゃなくて、地元のレストランのフライドポテト。すごいクリーミーで美味しい。
アイルランドの料理はあまりなくて、クリスマスにハムと鳥を食べるくらい。現地の人に「アイルランド料理って何?」って聞いても、分からないって言われる。あとは「美味しい料理屋さんを教えて」って言ったら、日本食レストランを教えられる。
日本色のクオリティがすごく高い!「Miyazaki」ってところはおススメ。調べてみてほしいくらい。本当に美味しい。私が食べても「あ、日本食!」って感じ。天丼、牛丼、うどん、そば、ラーメン、おつまみとか。値段はちょい高め(笑)。
〈大人気Miyazakiの牛丼〉
〈パブ(手前の黒い飲み物が地元のビールマーフィーズ)〉
スポーツ
今はラグビーが熱い。今まではそうでもなかったんだけど、良い選手が集まっているから人気になってる。日本でいうWBCの時期の野球みたいな感じ。サッカーは私の周りではあんまり聞かないかな。なんかもう、ラグビーの話ばっかり。
エンタメ
英語圏の映画を何でも見る感じ。「FARGO/ファーゴ」っていうドラマが先日話題に上がってたかな。「面白いから見なよ!」みたいな。
アイルランド制作の作品もあるよ。毎年映画祭みたいなのがあって。地元の映画の映画祭、あとは日本の映画の映画祭、どこどこの国のとかもある。全然地元の作品もあるんだけど、みんながそれを見てるかっていうと、そういうわけでも…。結構幅広く見てる感じ。私のお母さん世代とかがやっぱり韓国ドラマにハマるみたいで、アイルランドでも韓国ドラマを見てる人がいる。
日本のアニメや漫画も人気。私の同僚も「小さい時見てたんだよ」って。「ベルセルクが1番」って言ってた。進撃の巨人とか、話題のアニメはみんな見てるっぽい。あと、同僚が「日本のアニメってなんでドイツ人の名前が多いの?」とも言ってた。今話題の葬送のフリーレンとかも仲間内では話題になってるらしいよ。
〈ゲイティシアター〉
1番有名な日本人
村上春樹かな。大体みんな読んでる。にぽにかの最新号とかで、村上春樹の家を再現したミュージアムみたいなのが載っていて、みんなが「あー知ってる、知ってる」みたいな。「読んだ、読んだ」って話題になるぐらいには人気。前のホストファミリーも「読んだよ!」って言ってたし。
それと宮崎駿。10代の子も好きで、「ジブリは見る」って言ってる。こっちで今、ジブリの最新作をちょうどやってて、「見て来たよー」って。「あれ見たよ」「これ見たよ」みたいなのでいうと、ジブリは結構挙がるかな。
〈ダブリンの街並み〉
Reported by MN
〈エブエブの主演女優、ミシェル・ヨーの出身地イポーのすぐ近く!同じペラ州にあるカンパーの名門大学、UTARにおよそ半年間留学していました!〉
7. 世にも奇妙なおじさん
大都会クアラルンプール(KL)から、田舎町カンパーまではバスで3時間半ほど。電車を使えば2時間で行けますが料金は少し高めです。もっぱら18RM(約450円)と格安のバスを利用していました。
〈まず時間通りには来ません。表記時刻がころころ変わります〉
これはバスで、シンガポールに遠征した際の出来事です。最後列に座っていながら、自分の後ろに人影を感じ、トランクを覗き込むと、なんとおじさんが体を丸めて寝ているではないですか!見てはいけないようなものを見てしまったような、人生で3、4を争う衝撃度でした。交代要員の運転手だったのか、それとも乗客の1人だったのか…。今でもバスに乗ると、否応なしにおじさんの寝顔がフラッシュバックします。
〈窓ガラスが割れているのは気のせい!最初はビックリしますが、すぐに慣れるお馴染みのデザインです〉
6. 週4チャーハン
食事は基本外食。どの街も屋台を含め、飲食店がひしめきあっています。多民族国家とあって、1つの国にいながらマレーシア・中国・インド料理と、様々な本格料理を味わえるのが特徴です。とにかく好き嫌いが多い私は、足しげく寮近くのRice Monster(通称ライモン)に通い、6RM(約150円)のガーリックチャーハンを食べていました。ピザ生地感の強いクレープのようなインド系デザート、Rotiもおススメ。現地の名物ドリンクTeh Aisとの相性は抜抜群群!
〈常連となり、店員さんと親交を深めたライモンのメニュー。チャーハン専門店だけあって、味の種類が非常に豊富。シールで値段が変更されており、そっと剥がしてみると…以前は5RMだった知らなくていい新事実が発覚!〉
5. 思い出はいつの日も雨
毎日どこかの時間で必ず雨が降ります。1時間の雨宿りなんてのは日常茶飯事です。とある日、自転車でスーパーに出掛けると、案の定帰る頃には豪雨に雷。ただ、現地の人達は慣れたもので、各々気楽に時間を潰すなか、6人のおばさんグループにいたっては、陽気にダンスを始めてしまいました。私はあまりに奇妙な光景を5分ほど目に焼き付けた後、別のフロアに移動しました。それから1時間ほどでしょうか。再びその場に戻ると、なんとベテラン集団はまだ踊っていたのです!しかも全く変わらぬテンションで、いやむしろ激しさは増していたか。この時私は、マレーシアにぐっと心を掴まれました。
〈寮の前の水はけの悪さは異様。あっという間に自転車で通れなくなります〉
4. 日本語警察出動!
街中や店で見かける日本語表記は、意味不明なものばかり。その度にGoogle翻訳の改善の必要性を強く感じたものです。DAISOインスパイアと思われる、MINISOやYUBISOに行けばそういった商品を数多く見つけられます。日本語警察としてガサ入れに繰り出すのも一興です。
〈カンパー価格で考えれば、KLにある一風堂はアンリーズナブル。味は日本と全く遜色ありません!名物のもやし食べ放題はありませんでした〉
3. Wii爆発!
コンセントは3つ穴のBFタイプ。電圧は日本の100Vに対し、220Vです。iPhoneやパソコン等は変換プラグのみで問題なく充電できました。しかし、重量オーバーまでして日本から持ち込んだWiiで遊ぼうとしたところで、ちょっとした事故が発生しました。いつも通り変換プラグを通して、コードを3つ穴のコンセントに挿した瞬間、火花が飛び散り、寮中の電気がダウン!ブレーカーが落ちてしまったのです。さすがに変圧器なしでWiiは使えませんでした。ゲーム機からは焦げた匂いがし、完全に壊れたと落胆しましたが、帰国後に動作確認を行ったところ、幸いにも故障は免れました。
〈ドーナツ式の視力検査は万国共通ではありません。マレーシアではターゲットがアルファベットでした。右横の数字は視力でしょうか?だとすると、日本と比べだいぶ大きな数字です〉
2. チンさむ大国
以前、「人志松本の○○な話」の番組内で取り上げられていた、チンさむロードをご存知でしょうか。その名の通り、車で走行中、段差により股間がフワッと浮き上がる感覚に襲われる道のことです。マレーシアはそんなスリルを至る所で味わえる、有数のチンさむ大国でもあります。飛ばし屋が多いのか、随所にもっこりした速度止めが設置されているためです。
これに関して言えば、友人のダンス発表会に向かうバスでのエピソードを真っ先に思い出します。ありえないスピードでこの段差を通り、完全に無重力状態となった結果、私は常識では考えられないほど強く、脳天を天井に打ってしまったのです。一瞬、この世から離れたようなあの摩訶不思議な感覚と痛みは、生涯どころか死んだ後も忘れません。
1. キング・オブ・マレーシアあるある
若者から年寄りまで、あらゆる人が上着を前から掛け、逆に着た状態で自転車やバイクを運転しています。その光景はまさしく風物詩。キング・オブ・マレーシアあるあると言えます。現地の友人に聞いたところ、どうやら日除け効果があるよう。とにかく日差しが強い東南アジアならではです。かの有名な“びんぼっちゃま”スタイルの原点はここにあり?
〈アネロのリュックを背負いがち。これも自信を持ってお届けするマレーシアあるあるです。本気で街中を見渡せば、10秒でその姿を発見できます〉
コリャたまげた!
大学内のWi-Fiの遅さや時間に対するルーズさなど、挙げればきりがないですが…1つ選ぶとすれば「信じられないほどの寒さ」です。え?東南アジアなんだから暑いだろって?確かに日本とは比べものにならないほど暑く、部活も健康面を考慮して夕方以降にスタート。紫外線の量も7倍と言われています。しかしそれは屋外の話です。
〈野良犬がウロウロしています。襲ってきたりはしません〉
〈殺菌?消毒?何の効果があるのかは結局最後まで分かりませんでした。寮内で撒き散らされ、部屋中が真っ白になったことも。臭いは強烈です〉
屋内や公共交通機関の中は、異常なまでにクーラーが利いており、半袖でずっといれば風邪を引きかねません。私は慌てて、現地の無印良品でダウンを120MR(約3000円)で手に入れ、それを着たうえ、ネックウォーマーをして大学の授業を受けていました。周りの人も例外ではなく、必ず上着を携帯していました。それはこの国に訪れるはずのない真冬を思わせる寒さです。電車やバスに長時間乗る際は、くれぐれもご注意を!
〈牛乳の空きボトルを水筒として使用している人をよく見かけました。他民族国家だけあって、水筒ひとつ取っても多種多様!〉
コレが魅力!
とにかく様々な顔を持っている点が最大の魅力!KLでは日本と大差ない、いや我が国よりハイソで洗練された街並み、カンパーのような田舎ではイメージ通りのザ・東南アジア、そして日本で失われた下町が堪能できます。それにあらゆる料理も民族も言語も!1度で3度も4度も美味しい、それがマレーシアなのです。日本で「これが正解!」と信じて疑わなかったことが、実は他にも正解があったり、そもそも答えが間違っていたり…。異国で人間力が1.34倍アップした気がします。
〈どこの店でも必ず小皿に盛られたチリソース登場!辛いのが大好きな国民性がよく表れています。ファーストフード店にはチリソースタンクが設置されており、取り放題です。コップに入れて飲むことだって出来ちゃいます〉
コレだけは覚えて!
「OK lah」
公用語はマレー語ですが、多民族国家とあって、準公用語とされている英語もかなり通用します。Manglishと呼ばれる現地特有の英語では、語尾に「lah」を付けるケースが多く、「OK lah」というような印象的な物言いを度々耳にします。親しみをもって使ってみるとGood!マレーシア人と心のソーシャルディアスタンスが一気に近付きます。
〈1度カンパーに住めば、やみつきになるの何でだろう?何でだろう…。決してテツandトモの歌をマレーシアに広めたわけではありません。何のポーズか思い出せないのは何でだろう〉
Reported by 有園僚真
史上最多、7度の抽選に沸いたプロ野球ドラフト会議の翌日――。青学卒業生の間でも白熱のディスカッションが繰り広げられました。「第1回校友会HP対策会議」です。
さらにHPの充実を図るべく、地球同窓会の担当者のほか、電気電子から山本さん、経営システムから永易さん、高等部同窓会から松山さんと桑原さんの計5人が集結。1時間超に渡り、各々が抱える課題や悩み、ビジョンなどを共有しました。
今後も話し合いを重ね、随時HPを改良していく予定です。また、当サイトに意見や要望がある方は、いつでもメッセージを送ってください。共にアップデートしていきましょう!
2023年9月23日、第30回青山学院大学同窓祭(AOYAMA GREEN FESTIVAL 2023)内で地球プレミアムトークショーを開催しました。テーマは「0期0会」。0を1にすべく、会場となった青山キャンパス17304には10代から80代まで、多士済々なメンバーが集い、ここでしか絶対に言えない裏話に花を咲かせました。
その後の懇親会では比較芸術学科、コミュニティ人間科学部の皆さんとがっぷり四つ!新発見の連続でした。略称「地球」が青キャン勢に浸透していないなんて…。今回の接触を足掛かりに、共に切り拓く同窓会の新時代にも大いにご期待ください!
プレミアムトークショーを行うにあたり、昨年制作した「シン・地球同窓会より」を数段アップデート!「シン・地球同窓会より2」として新たに命を吹き込みました。大学部会イベントで公開した「地球コレクション2019-2023.9.23」と合わせてご覧ください!
【シン・地球同窓会より2(爆報付き)】
【地球コレクション2019-2023.9.23】
ラストシーンは凛とした…緑?
先日公開した地球コレクションの745日間に及ぶ撮影の裏側に完全密着!
加工一切なしのありのままの素材でお楽しみください。
映像の順番は「地球コレクション Everysudy Go編」と完全対応しているため、そちらと合わせてチェックすることで、通常の3倍堪能できます。
〈動画の視聴は画像をクリック↓〉