古美術研究会OB会「甃会」
その後60年の歳月を経る中、後輩たちが途切れることなく活動を続け、今日に至っております。卒業生(OB・OG)は1,100名を超え、OB会組織「甃会」として親睦活動や現役学生との交流・支援、古美術研究の啓発活動を続けています。
70代から20代まで、青山キャンパスで過ごした風景はそれぞれの時代で異なっていても、私たちには共通のキーワードがあります。それは「甃」という文字、誰もが辞書を引かずに読めること。私たちは同じ石だたみの上を歩んでいるのです。
(1977年卒、工芸班)柏田道夫さん作 劇団青春座による「ゼロの焦点」が5月24日・25日に上演されます。松本清張生誕115周年とのこと、この公演についてお知らせいたします。
柏田道夫・作 馬淵理麻・演出 権頭喜美惠・制作
劇団青春座名作リバイバルシリーズ、15年振りの再上演とのこと。柏田さんによると、映画版に強く影響を受けて舞台化したそうです。ミステリーを舞台で?想像を遥かに超えております。どんな作品になっているのでしょうね。
お近くの方、ご興味ある方、予定のつく方は是非!
第62回北九州芸術祭参加、劇団青春座第244回公演
「ゼロの焦点」
2024年(令和6年)
5月25日(土) 13:30開演 / 18:30開演
5月26日(日) 13:30開演
全3回公演
会場
北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11 リバーウォーク北九州6F
HPには申し込みフォームもありますので、詳細はこちらをご覧ください。
https://www.seishunza.com/公演年譜/2024-5ゼロの焦点/
1月20日に4年ぶりにおこなった古美研OBサロンは、25名の会員が参加し久しぶりに大いに盛り上がりました。
下記のとおり、復活第2回目のOBサロンを開催しますので、皆様是非ご参加ください。
日時:2024年4月24日(水)
17:30~19:30
場所:「眞花」(しんか)
奥のVIPルーム(※前回と同じ場所です)
有楽町JR高架下 東京都千代田区丸の内 3-7-14
03-6269-9737
店舗HP http://www.shinka-m.com
参加申し込み等は甃会HPをご覧ください ※申し込み締め切り 4月21日(日)まで
当日は役員会を実施予定、役員の参加も予定しております。
たくさんの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
4月15日(月)から開催される土門拳展の情報を、石井(旧姓吉澤)靖子さん(1975年卒絵画班)よりいただきました。興味ある皆様も多いのではと思い、お知らせいたします。
「土門拳展「祈りの風景〜土門拳自選作品集より」
会期 2024年4月15日(月)〜6月1日(土)
10時〜19時
場所 写大ギャラリー 東京工芸大学内
アクセス 最寄駅は中野坂上駅
入場 無料
※休館日は木曜日・日曜日ですのでご注意ください
『土門拳自選作品集』(世界文化社、1977年)に掲載された作品のうち、風景写真に焦点を当て、仏像・自然の作品 約50展が展示されるとのことです。
土門拳と言えば… 古寺巡礼
昭和14(1939)年に室生寺を初めて訪れ、その翌年に広隆寺と中宮寺の弥勒菩薩を撮ったところから始まり、昭和53(1978)年3月、雪の室生寺の撮影で終わっています。全国各地、百か所以上のお寺を巡ること実に40年あまり。途中、病で車椅子の身となりながらも、古寺や仏像を心血注いで撮り続けた、文字通りのライフワークでした。土門拳を通して仏像に触れる、そんな時間はいかがでしょう。
写大ギャラリーHP
https://www.shadai.t-kougei.ac.jp/next.html
参考:土門拳記念館(山形県酒田市)
http://www.domonken-kinenkan.jp
すでに「あなたと青山学院 No.43」に掲載されておりますが、春の「古美術を語ろう会」のお知らせです。皆様のご参加をお待ちしております。
「春爛漫〜江戸川沿いに歴史ロマンと美味を訪ねて」
江戸川と古代・東海道が交差し、古代より交通の要衝として国府も置かれた市川から、開放感あふれる江戸川土手を散策しながら矢切の渡しでノスタルジックな渡船体験をし、対岸の柴又界隈を探索するコースです。
また徒歩に自身のない方、船が苦手な方は、午後、柴又からのご参加もお受けいたします。
■開催 令和 6 年 4 月 13 日(土) ※荒天の場合は翌週の20日(土)に順延
■定員 30 名程度 (定員に達した場合HPでお知らせいたします)
■費用 参加費無料
交通費、渡し船・入館・拝観料(計1,000円程度)、昼食代は各人負担
■集合 9:30 JR 市川駅中央改札前
午後からの参加者 14:00 柴又帝釈天 山門(二天門)前 →個別にあらためて地図でお知らせいたします
■解散 16:00頃 京成柴又駅
■行程 約 7 km ※歩きやすい服装でご参加ください。
J R 市川駅(集合)→手児奈霊神堂(万葉ロマンの地)→里見公園 (下総国府跡)→江戸川土手→矢切の渡し(渡船乗船)→柴又帝釈天参道(昼食休憩)→柴又帝釈天(圧巻の彫刻と庭園)→山本亭(大正ロマン漂う和洋折衷様式の邸宅と庭園)→寅さん記念館(寅さんワールド満喫) →京成柴又駅(解散)
見所は、今回も盛り沢山!
市川駅から徒歩15分(手児奈霊神堂)で万葉集の世界へ、里見公園では古墳跡・国府の置かれた時代へ。ここから江戸川土手に出ると、一転、空が大きく広がる開放感が待っています。スカイツリーに富士山も(運が良ければ)見渡せる散策。矢切の渡しで柴又へ渡ると、美味が待っています。帝釈天参道には草団子、鰻料理を始めとした柴又グルメが迷うほど並びます(ここで昼食タイム)。午後は帝釈天の圧巻の彫刻に浸り、大正ロマン漂う山本亭邸宅と庭園を経て、最後は寅さん記念館へ。セットや名シーンなど寅さんワールドに魅せられること間違いありません。
是非ご一緒しましょう!
〔申込み・問合せ〕
甃会事務局メール: ishidatamikai@gmail.com
1月も後半へと入り寒さも本番ですね。お正月気分も抜けたところで、これから間近に開催される美術展をお知らせしたいと思います。○○周年に着目してみました。
・まずは建立900年という中尊寺金色堂
東京国立博物館 建立900年特別展「中尊寺金色堂」1月23日〜4月14日
国宝の仏像11体すべてを展示。中央壇の仏像がそろって寺外で公開されるのは初めてのことです。
大型ディスプレイ上に原寸大の金色堂も再現されるようで、それも迫力ありそう。
東京国立博物館HP→ https://chusonji2024.jp
_φ(・_・ 1月22日までに前売り券を購入するとお得です(1600円→1400円)
またペア券もあり(一人で2回訪れても、二人で利用でもよいとのこと)前売り券2枚を買うより200円お得
ご確認や購入はこちらから↓
・そして、生誕300年という池大雅
出光美術館「生誕300年池大雅ー陽光の山水」2月10日〜3月24日
日本の自然をこよなく愛した池大雅。重要文化財・十二カ月離合山水図屏風は必見!
https://idemitsu-museum.or.jp/collection/painting/literati/01.php
出光美術館の館長は出光家三代目・出光佐千子氏です。青山学院大学文学部比較芸術学科の准教授でもあり、現在古美術研究会の顧問もお務めです。ご挨拶にお伺いしたいと思いながら、私たち役員会としてはまだ実現しておりません。この美術館は皇居のお濠に面した帝劇ビルの9階、程よい高さでここからの眺めは気持ち良いですよね。
<番外編>こちらは開催中です
山種美術館 [特別展]癒しの日本美術 ーほのぼの若冲・なごみの土牛ー 12月2日〜2月4日
ゆるかわ、動物たちや子供達、落ち着かない日々の中で思わず微笑んでしまうような作品が並ぶものでした。伊藤若冲の作品も5点ほどありました。ここは展示スペースがそう広くはないのですが、併設の「Cafe椿」で作品にちなんだ和菓子がいただけます。こちらもほっこり。
若冲と言えば…
国宝・伊藤若冲《動植綵絵》江戸時代(18 世紀) 。全 30 幅のうち 12 幅が5月21日~6月23日まで、新しくなった皇居三の丸尚蔵館で展示されます。
かねてよりご要望の強かった「古美研サロン」復活のお知らせです。新年1月20日に開催することとしました。
試みとして実施、今後どう存続させたらよいのかなど多くの皆様からご意見も伺いたいと思います。新年の顔合わせも兼ね、皆様のご参加を心よりお待ちしております
「古美研OBサロン」
日時:1月20日(土) 17時〜19時
場所:「眞花」(しんか)
有楽町JR高架下 東京都千代田区丸の内 3-7-14
※店舗一番奥のVIPルームで開催します
会費:5,000円
詳しいお店の情報はHPこちらから → http://www.shinka-m.com/shop/index.html
◎参加申し込み:甃会HP記事コメント欄からお願いします
または甃会事務局へmail : ishidatamikai@gmail.com
亀村携帯へ080-9556-7145
※1月17日(水)までに参加のご連絡をお願いいたします
「古美研OBサロン」が最後に開催されたのは2020年2月5日だったでしょうか。
本当に久しぶりの機会となりました。今後定着できますように、多数のご参加をお待ちしております!
2024年1月2日・3日に開催される箱根駅伝は記念すべき100回大会を迎えます。
校友会を通し「箱根駅伝を応援する会」から協力のお願いをいただきました。甃会の皆様にもお伝えさせていただきます。また2024年は青山学院創立150周年、校友会創立130年という節目の年でもあります。
この3年は沿道応援も自粛されていました、4年ぶりの再開。7度目の総合優勝に挑む選手たちを応援しましょう!
第96回6区谷野航平選手
上空には次第に近づくヘリコプター音、視界に入ってくるのは徐々に大きくなる選手たちの姿… 浮きたつ気持ちを押さえつつも、胸が高鳴ります。「あっ、フレッシュグリーのユニフォームだ!」興奮は最高潮に達します。連なるフレッシュグリーンの幟旗とともに「あおやま♫いっせい♫あおやま♫いっせい♫(佐藤一世選手の場合)」を校友仲間たちと通り過ぎるまで声を張り上げて連呼します。僅か5秒程の出来事かもしれませんが、時間と空間を共有できる感動の瞬間。そこには一体感が生まれます。選手たちは苦しい時に幟旗を見てエールに励まされ元気を取り戻し、タイムを3秒縮めると言われています。
沿道応援はテレビでは絶対に味わえない迫力と臨場感を体感できます。選手の襷を繋ぐ思い、息づかい、足音が体に心に伝わってきます。本学の応援だけではありません。全出場校へのリスペクトも忘れずに、トップから最後の選手が駆け抜けるまで沿道で応援する人たちは誰一人として動かずにエールを送り続けます。これもテレビでは見ることができない感動のシーンです。
どうか、いずれかの応援拠点に参加ください。できましたら希望者を募ってグループで沿道応援の楽しさを心に刻んでいただければ幸いです。
今やSNSの時代。待つ間や通り過ぎてもライブ動画、ラジオ、携帯等で情報が流れてきます。仲間たちと移り行くレース状況を語り合うのも一興です。
皆様の熱き心が選手たちを動かします。選手とともに箱根路を駆け抜けましょう。
↑山崎清貴さん(1977年卒庭園班)よりコメントをいただきました
2023.8.15菅平合宿フルマラソンの全員ゴールシーン
写真はいずれも山崎清貴さん撮影
〜応援拠点は往路で19拠点、復路で22拠点、場所と時間など詳しくは甃会HPをご参照ください〜
本日(11日)記者会見で原監督は「負けてたまるか大作戦」と発表されました!
12月16日実施、古美術を語ろう会「本郷・千駄木かいわい散歩 鷗外の坂 漱石の池」は好評につき定員数に達しましたので、募集は締め切りさせていただきます。ただし、現役生につきましては興味ありましたら是非!歓迎いたします。
参加予定の皆さま、楽しい1日にしましょう
コースにつき補足します。
①森鷗外記念館では特別展「千駄木の鷗外と漱石~二人の交流と作品を歩く」が開催されていることはお伝えしましたが、これを記念して新宿区立漱石山房記念館との二つを巡るイベントが行われております。スタンプラリー開催中(スタンプ2個でオリジナル缶バッジプレゼント)
漱石山房記念館も巡りたくなり訪問しました。こちらは新宿区、最寄駅は早稲田です。記念館の後、早稲田大学キャンパスを歩く、というコース(東大に対抗してみました)。キャンパス内には會津八一記念博物館(無料)は見応えあり、他にも歴史資料館あり。東大との雰囲気の違いも面白い。
②東大構内には「ハチ公の像」があり、今回見学の対象となっています。私たちには馴染みある渋谷ハチ公像ですが、東大にあるものは 上野英三郎博士とハチ公の躍動的な微笑ましい像です。漱石の「猫の家」など猫に繋がる地を巡りますが、犬もコースに含まれているのも、隠れた楽しい見どころです。今年の11月16日がハチ公生誕100年であることも付け加えておきます。
前回に続き、たくさんの参加申し込みをいただき大変嬉しく思います、ありがとうございます。では、12月16日に!
「本郷・千駄木かいわい散歩 鷗外の坂 漱石の池」
明治から大正にかけての二大文豪・「森鷗外と夏目漱石」ゆかりのスポットを巡ります。
森鷗外記念館では、今回の「古美術を語ろう会」に合わせたかのように特別展「千駄木の鴎外と漱石~二人の交流と作品を歩く」が開催されております。この特別展を知る前の(渡邊哲夫運営委員による)企画・立案でした。文学という入り口はありますが、それを超えて様々な楽しみが広がる散策です!
皆様のご参加をお待ちしております。
日時
令和5年12月16日(土)9時40分集合
千駄木駅(東京メトロ千代田線)
団子坂方面改札外 出口1
旧岩崎庭園 16時解散予定
行程
千駄木駅→森鷗外記念館・特別展開催中→根津神社→夏目漱石旧居跡「猫の家」→東大 ハチ公見学
<昼食休憩> 赤門→東大構内 総合研究博物館・三四郎池など→無縁坂→旧岩崎庭園
募集定員 30名程度(定員に達した場合、HPでお知らせいたします)
その他
参加費無料
交通費・昼食代は各自負担
森鷗外記念館(企画展のため入館料600円 団体割引あり480円)
旧岩崎庭園(入園料400円 団体割引あり65歳以上160円・一般320円)
歩きやすい服装でお願いします
(申込み・問い合わせ)
甃会事務局メール:ishidatamikai@gmail.com
甃会HP: https://ishidatamikai.jimdo.com/ お問い合わせページをご利用ください
11月3日〜5日、青学キャンパスで青山祭が開催されます。
今年のテーマは「Grace ー魅せる、その想いー」古美術研究会も参加しております。日時の訂正を下記に追加しましたので、ご確認ください。
詳細はこちらをご覧ください → https://www.aoyamafes.com
大内会長から「誰も学祭の経験がないので探り探りではありますが、毎週集まって制作に励んでいます」とのメッセージをいただきました。展示は17号館、17502教室です。
現役生にとって大きなイベントです。かつて私たちにも、制作に明け暮れたそんな時間がありましたね。
お時間の許す方は、是非青山祭へ!
頑張っている古美研の現役生を応援しましょう。
・青山祭の開催時間は下記のとおりですが、古美術研究会の展示日時は赤字のとおりです。
1日目 (11月3日金曜日):13:30〜18:00→13:30〜17:00
2日目(11月4日土曜日):9:00〜18:00→9:00〜16:00
3日目(11月5日日曜日):9:00〜17:00→この日の展示はありません。