古美術研究会OB会「甃会」
その後60年の歳月を経る中、後輩たちが途切れることなく活動を続け、今日に至っております。卒業生(OB・OG)は1,100名を超え、OB会組織「甃会」として親睦活動や現役学生との交流・支援、古美術研究の啓発活動を続けています。
70代から20代まで、青山キャンパスで過ごした風景はそれぞれの時代で異なっていても、私たちには共通のキーワードがあります。それは「甃」という文字、誰もが辞書を引かずに読めること。私たちは同じ石だたみの上を歩んでいるのです。
同窓祭もいよいよ間近に迫ってまいりました。9月16日、会場(17409教室)ではこれまで開催されてきた「古美術を語ろう会」全15回をパネルにて展示いたします。第1回めは2016年5月開催、第15回めの2024年4月まで、一堂に集められる様々なコースは、懐かしい思い出があったり、これから歩いてみたい・・・と思うコースがあるかもしれません。
展示の一部をご紹介します。
来年2025年、60周年を迎えるにあたり、これまでの「古美術を語ろう会」を振り返ると共に、今後、皆様がより参加しやすい、魅力ある会を目指したいという思いから、今回の展示となりました。
そこで、当日参加できない方・地方にお住まいで参加不可能である方へも広くご意見をお聞きしたいと思います。アンケートにご協力くださいますようお願いいたします。
※会場でもアンケート用紙をご用意しております。アンケート用紙、こちらの回答フォーム、いずれも同じ設問となります。当日ご参加予定の方も、あらかじめこちらにお答えいただくことが可能ですので、お時間の余裕ある時によろしくお願いいたします。
・・・同窓祭まであと1週間を切りました〜! 着々と準備を進めております・・・
8月25日(日)この日も照りつける太陽は真夏のままでした。14時よりアイビーホールグリーンエリアC室において、現役員としては最後の役員会を行いました。ここにご報告いたします。
間近に迫る「同窓祭」(9月16日)の協議が中心となりました。当日のタイムスケジュールの確認、展示パネル(15枚による、これまでの「古美術を語ろう会の記録」)の制作依頼、展示方法、アンケートなどの検討や確認。講演会・赤塚雅己さん(80年日文卒 建築班)による「源氏物語〜最後のヒロインが求めたもの〜」の資料作成など、準備も進んでおります。また、同日に開催する総会では新たな役員が就任することになります。9月16日には多くの甃会会員の皆さまと、キャンパスでお会いできることを楽しみにしています。
※次回の「古美術を語ろう会」についても、概要が定まりました。
12月21日(土)飛鳥山公園及び東京駅界隈が中心となる「新紙幣発行記念!!渋沢栄一ゆかりの地を訪ねて~ご¥結び」
コースなどが明確になりましたら、お知らせと募集をホームページで公開いたしますので、こちらもどうぞお楽しみに!
※そして、何とこの会議中に現役生からのお知らせが入りました。
合宿を10月上旬に実施するそうです。また11月の青山祭に参加、展示を行なうとのことで、嬉しいですね。
役員会の詳細につきましては甃会ホームページより議事録をご覧ください。
現役員の任期は本年開催される総会(9/16)までとなっております。
総会の開催については7月に郵送した「青山学院大学同窓祭への参加ならびに総会・懇親会の開催について」でお知らせしたとおりです。
日時: 2024年9月16日(月・祝) 15時 00分 ~16時 00分
会場:青山キャンパス 17号館4階 17409教室
議題:事業報告・収支決算報告・役員改選他
これに伴い、上記総会において役員改選を行う予定です。現在次の方々が立候補しています。
この他に立候補される方は次の事項を事務局までお知らせ願います。
メールアドレス:ishidatamikai@gmail.com
《受付期間:2024年8月27日~9月5日》
1.氏名(卒業後改姓している場合は旧姓もお知らせください)
2.卒業年
3.立候補する役職(会長、副会長(総務担当)、副会長(広報担当)、会計、運営役員、監査役のいずれか)
4.連絡先メールアドレスおよび電話
本は「世に出ると一人歩きする」と聞いたことがある。それは良い意味で、著者の中にだけに存在していたものが、その本を必要としている人の手に、自らすべりこんでいくということだったと思う。まさに、歩いた作品が別の世界を創り上げていた舞台だった。
原作は柏田道夫さん(1977年卒工芸班)「猫でござる(全3巻)」文字の世界が、音を伴い、朗読劇とは言え、キャストの表現まで加わる。それはモノクロームだった世界にぱっと色が付いた感じ。
猫について、どちらかと言えば敬遠していたし、朗読劇も生では初めてのことだった。ちょっと緊張、だがすぐに舞台に引き込まれていく。猫が主役、その猫が喋る、舞台は江戸時代へと誘っていく。登場する猫は皆、憎めない愛らしい猫たちだった。それぞれ個性豊かに生き生きとアピールしてくる。
開演ギリギリになってしまい、すでに薄暗くなっていた会場は満席状態だった。最後尾に用意された一列はバーカウンターにあるような高さのある椅子。結果的にはこの高い椅子から会場全体が見渡せるという良い席だったのだ。観客の温かな視線は背中からも伝わってくるようだった。あっという間に、楽しさをキラキラと放つような舞台は終わっていた。
フィナーレに柏田さんが舞台に登場された。これまで見たことのないような、満面の笑みを浮かべた柏田さん。作品がこのように新たな世界に生き、会場を沸かせたのは、作家としてこの上なく嬉しいことだろうなと想像している。
そう、猫が喋る。かつて、我が家には、庭の芝生を刈った後に必ずやってくる、どこかの(わからない)猫がいた。ただ来るならいい、そこに排泄物を落としていくのだ。芝生を刈った翌日にほとんどこの有様!刈るのを待っていたかのようだった。気づいた私は、度々のこと、二階から「しっしーー」と体中で伝えるものの、その猫はじっとこちらを見て身動きもしない、太々しい姿。この猫のために「猫」を好意的に見ることができなくなっていた。気持ちよさそうに用を足していた猫は、なんと喋っていたのか。あの猫と話せていたなら・・・会場を後にしながら思う。 (2024.8.17 14時 観劇)
・・・ここで、会場でお聞きした耳寄りなお知らせを!・・・
柏田道夫さん脚本の映画「武士の献立」ですが、初の舞台化が決定したそうです。
11/6(水)〜11/17(日)
劇場:草月ホール
脚本:柏田道夫
演出:野口大輔 他
出演:和泉元彌 他
匂いの特殊機械を導入し、全編生演奏での4Dシアターに挑戦とのこと。
匂いって?興味津々、こちらも楽しみです。
同窓祭の開催まであと1ヶ月となりました。これまで17号館としかお伝えできておりませんでしたが、甃会の使用教室が決定しました。昨年と同様、青山キャンパス17号館4階 「17409教室」となります。下記の地図をご参照ください。
※また展示開始時間ですが、同じ教室で10時半開始といたします。
なお、当日のスケジュールは下記の通りです。
○10時半〜13時 展示
8年前の第1回から今年4月に実施の第15回まで
「古美術を語ろう会」を振り返るパネル展示
会場では今後の企画・立案の参考とするアンケートも実施
さらにWebアンケートも公開予定
(準備・作成中ですので、改めてホームページでお伝えいたします)
○13時〜14時半 講演会
「源氏物語 ー最後のヒロインが求めたものー」
講師:赤塚雅己さん (1980年日文卒 建築班)
※参加は無料、事前の予約も不要です
○15時〜16時 総会 同教室 17号館4階 17409教室
事業報告・収支決算報告・役員改選 他
○17時〜19時 懇親会 「ひごの屋青山本店」
9月16日(月・祝)皆様のご参加を心よりお待ちしております。
柏田道夫さん(1977年卒工芸班)原作「猫でござる(全3巻 双葉社文庫)」の朗読劇をご案内いたします。8月15日〜17日に上演と、間近に迫ってまいりました!
2年前にも上演され、今回は2年前の再+新作、とのことです。
主人公は猫、舞台は江戸時代、新作の「まろは猫でおじゃる」は江戸城無血開城には、一匹のやんごとなき猫が関わっていたというホラ話。
猫が推理する時代劇 ・ 猫の目から見た明治維新 ・ 猫の献立という三本立てとのこと。さて、どんなお話が繰り広げられるのでしょうか。
甃会員の皆様は猫好きの方が多いような気がしています。暑い夏の日、心はモフっと温まる、そんな時間はいかがでしょうか。ご興味ある方は是非!
公演日時など、詳細は下記のとおりです。
○日時:8月15日 (木)14時〜 19時〜
16日 (金)14時〜 19時〜
17日(土) 14時〜 18時〜
(全6回)
○場所:中目黒トライ
(東急東横線/日比谷線 中目黒駅南口より96m)
アクセス↓
https://www.nakamegurotry.com/access
○全席自由 《4,500円ワンドリンク付》
チケット予約フォームはこちらから↓
https://www.quartet-online.net/ticket/zwpftjd
会員の方から情報をいただきました。
7月27日(土)放送「謎解き!伝説のミステリー」この番組に山下克明さん(1976年卒 彫刻班)、河合敦さん(1989年卒 建築班)が出演されました。「紫式部・藤原道長・清少納言・陰陽師…平安時代に隠された7つの謎がわかる神社仏閣2時間SP」(テレビ朝日放送)
すでに放送済みですが、見逃し配信でも視聴可能ですので、皆様にお伝えさせていただきます。
謎解き!伝説のミステリー|テレビ朝日tv-asahi.co.jp
平安時代、最大の権力者藤原一族は、なぜ栄華を極めることができたのか!?
大ベストセラー、紫式部の「源氏物語」が世に知られた理由とは?
国を動かす陰陽師・安倍晴明が後世に名を遺した出来事とは!?
7つの謎を解き明かしていくというもの。番組全体の解説は磯田道史さんですが、お二人がテーマによって出演されています。
甃会からお二人の解説者が登場とは、素晴らしいです。ご活躍をとても嬉しく思います。テーマは違えども、同じ番組にご登場されたことにもご縁を感じました。
〜TVerで見逃し配信もしておりますので、こちらからどうぞ!〜
アプリをインストールする必要がありますが、視聴は無料です。(放送終了から1週間配信)
会員の方から下記の情報をいただきましたので、皆様にご案内です。
毎年秋に皇居で行われる、「秋季雅楽演奏会」の案内が宮内庁のホームページに掲載されました。形ある「モノ」を中心に見ていたように思える古美研時代。形の無い古(いにしえ)の「音」の鑑賞はいかがでしょう。ゆったりした雅楽や舞楽の調子、笙(しょう)が音待ちの楽士の掌中で小炉の上をくるくる回る景色など、いい時間が流れます。また、舞台の転換時間には、装飾された太鼓や見慣れない和楽器の展示もあって興味をひかれます。
〇開催日と時間
令和6年10月18日(金)、19日(土)及び20日(日)
午前の部 9時30分開場 10時30分開演
午後の部 1時30分開場 2時30分開演
(演奏所要時間は、約90分)
〇申し込みについて ↓ 詳細はこちらをご覧ください
①インターネットでの申し込み
fm17-gagakuR6@aspmail17.webcas.net
または
②通常はがきでの申し込み
各回共に300名の募集、抽選により、結果は9月中旬に通知とのこと
申し込み期限が ①②共に7月31日(水)となっておりますので、ご注意ください。
※1組4人まで、期間を通じて1日のみの申し込みです。申し込み登録の際は、人数だけでなく参加者の氏名が必要です。(会場での本人確認があります。運転免許証、保険証等)
演奏曲目は…
【神楽歌】小前張(こさいばり) 阿知女作法(あじめのさほう) 薦枕(こもまくら) 其駒(そのこま)
【舞楽】打球楽(たぎゅうらく) 狛桙(こまぼこ)
秋の日「音」の鑑賞も素敵ですね。「動」「流」「響」など優美な時間を想像しております。なかなかない機会かと思います。参加費無料というのも嬉しいですね。雅楽の世界にご興味ありましたら、お申し込みください!
9月16日(月・祝)「第31回青山学院大学同窓祭」が開催されます。また、2024年は青山学院創立150周年にあたる年。
甃会も同窓祭 に参加し、講演会と定例総会・懇親会を実施いたします。
ご案内文・「甃会からのお知らせ Vol.10」・総会出欠連絡用ハガキなどを郵送しました。連休明けには皆様のお手元に届くものと思います。
◎ご覧の上、お手数ですが総会・懇親会出欠ハガキのご投函をよろしくお願いいたします。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。9月16日青山キャンパスでお会いしましょう!
この先が思いやられるほど、危険な暑さが続きます。いかがお過ごしでしょうか。すでに同日に開催された古美研OBサロンについてはご報告済みです。遅くなりましたが、2024年度第4回役員会についてご報告いたします。6月29日(土)13時より、東京国際フォーラムガラス棟会議室で実施しました。
アイビーグループ団体旗の作成を依頼しておりましたところ、6月19日に出来上がり、貸与開始となりました。↓(下に写真掲載)大きいです、これから皆様には同窓祭でお披露目させていただく予定です。
同窓祭について講演内容、展示とも9月16日の実行に向け、さらに準備を進めてまいります。
講演は、前記事でもお伝えしましたとおり、赤塚雅己さん(80年日文卒、建築班)による「源氏物語 〜最後のヒロインが求めたもの〜」。展示は、これまで行ってきた「古美術を語ろう会」のコースなど振り返ってみたいと思います。併せて皆様のご意見をお聞きする機会といたします。
さて、次回の「古美術を語ろう会」もいくつかの案の中からコースを定めました。これから具体的に調査・検討していくことになります。こちらは7月3日発行・新紙幣にちなんだ企画を練っておりますので、是非ご期待ください(12月実施予定)。
60周年記念行事につきましても、会場と時間が決定しました。皆様からのご意見、アイデアなど広く募集しながら、来年の11月に向けて準備を進めていきます。
いずれも、詳細につきましては甃会HPから議事録をご覧ください。
◎7月3週目には「甃会からのお知らせVol.10」等の郵便物がお手元に届くものと思います。同窓祭への出席・欠席をお尋ねする葉書も同封しておりますので、ご覧いただきご返送もよろしくお願いいたします。
この1年の間に住所変更などあった方、以前から郵便物が届いていない方は事務局にお知らせください。お手数ですが、下記メールアドレスまでお願いいたします。
事務局メールアドレス: ishidatamikai@gmail.com