古美術研究会OB会「甃会」
その後60年の歳月を経る中、後輩たちが途切れることなく活動を続け、今日に至っております。卒業生(OB・OG)は1,100名を超え、OB会組織「甃会」として親睦活動や現役学生との交流・支援、古美術研究の啓発活動を続けています。
70代から20代まで、青山キャンパスで過ごした風景はそれぞれの時代で異なっていても、私たちには共通のキーワードがあります。それは「甃」という文字、誰もが辞書を引かずに読めること。私たちは同じ石だたみの上を歩んでいるのです。
2022年9月発刊の「甃会からのお知らせVol.8」でご紹介した別府八湯温泉道に挑戦している大分県別府在住の齋藤(井元)久仁子さん(1987年英文卒、庭園班)から、名人位取得の報告がありました。
別府八湯温泉道とは、「湯の真理を得んとする求道者(無類の温泉好き)のためにある、厳しくも愉快な入湯修行(スタンプラリー)の道」とのことです。(公式ホームページより)
https://onsendo.beppu-navi.jp/
2020年に東京から移住した時から温泉巡りを始め、3年目での達成。ご本人曰く「3年かかりました~、長かったぁ」。
温泉名人齋藤久仁子さんイチ押しの温泉は「照湯」だそうです(写真は齋藤さん提供)。
齋藤さんによると、
「鉄輪(かんなわ)温泉と明礬(みょうばん)温泉の中間にあり、雰囲気、泉質ともに素晴らしい。『殿様の湯』の床や石樋は豊後森藩のお殿様の別荘の遺構を移築したもの。癒されます♨」とのことでした。
今年は昨年以上に自由に旅行が出来ることでしょう。能登半島地震では自然の脅威を見せつけられましたが、一方で温泉は自然からの素晴らしい恩恵。この恵みを享受できる幸せを感じながら、ゆっくり温泉もたまにはいいですね。その選択肢の一つとして、照湯温泉をはじめ日本一の湯量を誇る別府温泉の、バラエティ豊かな温泉を楽しまれるのはいかがでしょうか♨️
100回の記念大会となった「箱根駅伝」は、往路で優勝した青山学院大が復路でも各区間でリードを広げ、10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7回目の総合優勝を果たしました
1月3日昼過ぎ、ゴールまで残りわずかの芝増上寺前。青学アンカーは宇田川 瞬矢選手(総合文化政策学部2年、埼玉県川越市出身)。
10区沿道応援風景
駒大絶対優勢の前評判を覆し、ぶっちぎりの強さでよっぽどのことがない限り総合優勝確実となり、芝公園前の青学応援エリア沿道応援にも余裕があります。
以下は参加者からの声です。
・青学最高!!現地で応援したのは久しぶりです。暗いニュースで始まった令和6年でしたが明るい話題を提供してくれた選手たちには感謝です!青学駅伝メンバーのみなさん、ありがとう❣️
・ぶっちぎりの優勝で~コイツァ~春から縁起がイイヤ~‼️
・ひたむきに走る姿は、凛々しく清々しい!新年早々パワーを頂きました。
・100回目の記念の大会で、復活の総合優勝に立ち会えて光栄でした。皆さんと一緒に声援を送れて元気も頂戴したように思います。ありがとうございました。
10区優勝後記念写真
悲しく暗いニュースで始まった2024年ですが、駅伝メンバーの皆さんにはそれらを吹き飛ばしてくれる明るさがありました。この勝利の陰には大変な努力があったはずです、彼らの活躍を誇りに思います。青山学院大創立150周年、箱根駅伝100回大会、原監督就任20年、この3つのタイミングで優勝できたこと、歴史に大きく刻まれる記録となりました。
沿道応援の皆様、そして全国のテレビ観戦の皆様、応援をありがとうございました。
かねてよりご要望の強かった「古美研サロン」復活のお知らせです。新年1月20日に開催することとしました。
試みとして実施、今後どう存続させたらよいのかなど多くの皆様からご意見も伺いたいと思います。新年の顔合わせも兼ね、皆様のご参加を心よりお待ちしております
「古美研OBサロン」
日時:1月20日(土) 17時〜19時
場所:「眞花」(しんか)
有楽町JR高架下 東京都千代田区丸の内 3-7-14
※店舗一番奥のVIPルームで開催します
会費:5,000円
詳しいお店の情報はHPこちらから → http://www.shinka-m.com/shop/index.html
◎参加申し込み:甃会HP記事コメント欄からお願いします
または甃会事務局へmail : ishidatamikai@gmail.com
亀村携帯へ080-9556-7145
※1月17日(水)までに参加のご連絡をお願いいたします
「古美研OBサロン」が最後に開催されたのは2020年2月5日だったでしょうか。
本当に久しぶりの機会となりました。今後定着できますように、多数のご参加をお待ちしております!
12月16日(土)、前日までの天気とは打って変わり、雲間に顔を出したお日様と20℃越えの季節外れの暖かさのなか、恒例の「古美術を語ろう会」が催されました。校友会発行「あなたと青山学院42号」にも掲載、参加を募ったものです。
参加者は、最多だった前回5月の「~初夏の隅田川震災復興橋巡り〜」よりさらに多い34名でした。たくさんの甃会員、校友の皆さま、現役古美研生(10代から80代まで!!)に参加いただきました。
鴎外フェチの渡辺哲夫運営役員主導のもと、千駄木団子坂上の鴎外記念館(元鴎外邸跡)~根津神社~夏目漱石旧居跡「猫の家」~東大農学部ハチ公像~赤門(昼食)~東大総合研究博物館~三四郎池~安田講堂~無縁坂~旧岩崎邸庭園、とバラエティに富んだ盛りだくさんの見どころを楽しく元気に見て廻りました。
多人数にもかかわらず、事故トラブルもなく充実した一日となりました。
鷗外記念館から始まりました
東大農学部ハチ公像前で
他の写真はこちらでご覧ください→
参加役員からのコメント
・34名の大所帯にもかかわらず、事故無く催行出来て何よりです。
・事前準備や当日のキビキビした対応で事故なく楽しく過ごせて大盛会でしたね。現役生は岩崎邸辺りでお疲れ気味だったかな?OBも初参加の人も増えてきて甃会の下の年代への展開に繋がりますね。
・お天気もよく暖かく気持ちよく歩けましたね。新しく参加された方々にも楽しんでいただけたようでよかったです。
・楽しかったです。最高のメンバーでした。
・ひさかた振りに鴎外&漱石を読む機会を得ました。哲くん、有難う。
・お天気にも恵まれ、有意義な語ろう会になった事嬉しく思います。でも、ほっとしたら、疲れがどっとでてしまいました。
参加の皆さまからもお礼のメールをいただき、大変嬉しく思います。ご参加ありがとうございました。
◎次回は4月13日(土)、市川駅から柴又駅まで、万葉から現代まで歴史とロマンを訪ね歩く旅です。
2月中~下旬のホームページと校友会発行「あなたと青山学院」に掲載予定です。こちらもどうぞお楽しみに!
2024年1月2日・3日に開催される箱根駅伝は記念すべき100回大会を迎えます。
校友会を通し「箱根駅伝を応援する会」から協力のお願いをいただきました。甃会の皆様にもお伝えさせていただきます。また2024年は青山学院創立150周年、校友会創立130年という節目の年でもあります。
この3年は沿道応援も自粛されていました、4年ぶりの再開。7度目の総合優勝に挑む選手たちを応援しましょう!
第96回6区谷野航平選手
上空には次第に近づくヘリコプター音、視界に入ってくるのは徐々に大きくなる選手たちの姿… 浮きたつ気持ちを押さえつつも、胸が高鳴ります。「あっ、フレッシュグリーのユニフォームだ!」興奮は最高潮に達します。連なるフレッシュグリーンの幟旗とともに「あおやま♫いっせい♫あおやま♫いっせい♫(佐藤一世選手の場合)」を校友仲間たちと通り過ぎるまで声を張り上げて連呼します。僅か5秒程の出来事かもしれませんが、時間と空間を共有できる感動の瞬間。そこには一体感が生まれます。選手たちは苦しい時に幟旗を見てエールに励まされ元気を取り戻し、タイムを3秒縮めると言われています。
沿道応援はテレビでは絶対に味わえない迫力と臨場感を体感できます。選手の襷を繋ぐ思い、息づかい、足音が体に心に伝わってきます。本学の応援だけではありません。全出場校へのリスペクトも忘れずに、トップから最後の選手が駆け抜けるまで沿道で応援する人たちは誰一人として動かずにエールを送り続けます。これもテレビでは見ることができない感動のシーンです。
どうか、いずれかの応援拠点に参加ください。できましたら希望者を募ってグループで沿道応援の楽しさを心に刻んでいただければ幸いです。
今やSNSの時代。待つ間や通り過ぎてもライブ動画、ラジオ、携帯等で情報が流れてきます。仲間たちと移り行くレース状況を語り合うのも一興です。
皆様の熱き心が選手たちを動かします。選手とともに箱根路を駆け抜けましょう。
↑山崎清貴さん(1977年卒庭園班)よりコメントをいただきました
2023.8.15菅平合宿フルマラソンの全員ゴールシーン
写真はいずれも山崎清貴さん撮影
〜応援拠点は往路で19拠点、復路で22拠点、場所と時間など詳しくは甃会HPをご参照ください〜
本日(11日)記者会見で原監督は「負けてたまるか大作戦」と発表されました!
12月16日実施、古美術を語ろう会「本郷・千駄木かいわい散歩 鷗外の坂 漱石の池」は好評につき定員数に達しましたので、募集は締め切りさせていただきます。ただし、現役生につきましては興味ありましたら是非!歓迎いたします。
参加予定の皆さま、楽しい1日にしましょう
コースにつき補足します。
①森鷗外記念館では特別展「千駄木の鷗外と漱石~二人の交流と作品を歩く」が開催されていることはお伝えしましたが、これを記念して新宿区立漱石山房記念館との二つを巡るイベントが行われております。スタンプラリー開催中(スタンプ2個でオリジナル缶バッジプレゼント)
漱石山房記念館も巡りたくなり訪問しました。こちらは新宿区、最寄駅は早稲田です。記念館の後、早稲田大学キャンパスを歩く、というコース(東大に対抗してみました)。キャンパス内には會津八一記念博物館(無料)は見応えあり、他にも歴史資料館あり。東大との雰囲気の違いも面白い。
②東大構内には「ハチ公の像」があり、今回見学の対象となっています。私たちには馴染みある渋谷ハチ公像ですが、東大にあるものは 上野英三郎博士とハチ公の躍動的な微笑ましい像です。漱石の「猫の家」など猫に繋がる地を巡りますが、犬もコースに含まれているのも、隠れた楽しい見どころです。今年の11月16日がハチ公生誕100年であることも付け加えておきます。
前回に続き、たくさんの参加申し込みをいただき大変嬉しく思います、ありがとうございます。では、12月16日に!
前回は伊豆旅行された皆さんでした。今回は奈良合宿、その紀行文とお写真いただきましたので、ご紹介させていただきます。
今春の伊豆合宿に引続き、11月6~8日・2泊3日(1名3泊)の奈良合宿を開催しました。
東京周辺から9名・名古屋1名と大阪3名で合計13名参加です。 合言葉は「何しろ元気な内は全員集合!」です。
初日(6日)はマイクロバスで全体行動での散策です。紅葉が始まった円成寺から浄瑠璃寺(吉祥天特別開帳)の浄土庭園を散策し、新薬師寺・不空院と最後は平城宮歴史公園内の遣唐使船などを見学し、当時の難航海(鑑真・空海等)さを肌で感じました。
散策後の息抜きでお茶を飲み、ジェラート食べながらの雑談がまた楽しいのです。
夕刻から懇親会で海鮮中心の料理に箸が止まらず、酒も入り話が止まらず、又爆笑が絶えず、最後の締めは「カレソン」の合唱で盛会裏に初日を終えました。
二日目はレンターカー2台で2コースに分かれての散策です。A班は秋季特別公開の奈良市内(西大寺・秋篠寺・海龍王寺・法華寺・昼食後二班に分かれ奈良公園中心コースと薬師寺・唐招提寺・大安寺)、B班は遠出コース(室生寺・当麻寺・秋篠寺等)です。
私的な感慨で誠に申し訳ないですが、久しぶりに秋篠寺・伎芸天と再会しました。この仏像は古美研創部者・内田喜三さんを古美術の虜にしたきっかけの憧れの仏像で、その体験を1966年の青山祭で「伎芸天に魅せられた男」のタイトルで寸劇を披露しました。
脚本は鈴木立夫さんが作り、彼に乗せられて恥じらいもなく私が内田さん役で伎芸天をTさんが演じ、青春の淡い懐かしい思い出です。
もう1件は十数年前、海龍王寺の「十一面観音菩薩立像」の存在を知り、気にしながら機会がなく今回拝見でき大満足でした。絶対秘仏が、昭和28年より御開帳(年2回)になり、私的感想ですが彩色が鮮明に残る美しいお姿と優しい微笑が今でも余韻が残っています。
三日目は自由行動で前日の夕食時に散策先が決まり、4グループに分かれての散策になりました(奈良市内から宇治、伏見周辺から東寺、法隆寺周辺、松尾大社から東寺)。
何はともあれ、参加者全員が病気や怪我がなく無事帰宅できたことが最良の報告です。
今後の意見を聞いたところ、来春、鎌倉を散策し、日帰り組と宿泊組(海が観えるホテルか湯河原温泉旅館か)に分かれる案が浮上中です。
皆さん、次回計画が実現できるか?古参組に乞うご期待。(文責:69年卒・種村)
「箸も止まらず、話も止まらず、爆笑も絶えず…」素敵な時間をお過ごしです。皆さんの仲の良さをいつも羨ましく拝見しております。来春は鎌倉ですね〜!次回のお便りも楽しみです。
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古美研OBがかつて居た時間に戻れる、その「居場所」があることはとても幸せなことだと思います。「甃会」を、これからへとずっと繋がっていけるよう役員会も努力してまいります。
11月9日、とりいちず酒場(渋谷新南口店)で現役生の青山祭打ち上げコンパがありました。甃会を代表して渡邊哲夫運営委員が出席し、支援金を贈呈しました。この3年強の間、思うように活動できなかった現役生でしたが、青山祭に参加するまでに活動が戻ってきたことを大変嬉しく思います。
古美研 大内会長と
甃会は今後も現役生を微力ながら応援していきたいと思います。
「本郷・千駄木かいわい散歩 鷗外の坂 漱石の池」
明治から大正にかけての二大文豪・「森鷗外と夏目漱石」ゆかりのスポットを巡ります。
森鷗外記念館では、今回の「古美術を語ろう会」に合わせたかのように特別展「千駄木の鴎外と漱石~二人の交流と作品を歩く」が開催されております。この特別展を知る前の(渡邊哲夫運営委員による)企画・立案でした。文学という入り口はありますが、それを超えて様々な楽しみが広がる散策です!
皆様のご参加をお待ちしております。
日時
令和5年12月16日(土)9時40分集合
千駄木駅(東京メトロ千代田線)
団子坂方面改札外 出口1
旧岩崎庭園 16時解散予定
行程
千駄木駅→森鷗外記念館・特別展開催中→根津神社→夏目漱石旧居跡「猫の家」→東大 ハチ公見学
<昼食休憩> 赤門→東大構内 総合研究博物館・三四郎池など→無縁坂→旧岩崎庭園
募集定員 30名程度(定員に達した場合、HPでお知らせいたします)
その他
参加費無料
交通費・昼食代は各自負担
森鷗外記念館(企画展のため入館料600円 団体割引あり480円)
旧岩崎庭園(入園料400円 団体割引あり65歳以上160円・一般320円)
歩きやすい服装でお願いします
(申込み・問い合わせ)
甃会事務局メール:ishidatamikai@gmail.com
甃会HP: https://ishidatamikai.jimdo.com/ お問い合わせページをご利用ください