古美術研究会OB会「甃会」
その後60年の歳月を経る中、後輩たちが途切れることなく活動を続け、今日に至っております。卒業生(OB・OG)は1,100名を超え、OB会組織「甃会」として親睦活動や現役学生との交流・支援、古美術研究の啓発活動を続けています。
70代から20代まで、青山キャンパスで過ごした風景はそれぞれの時代で異なっていても、私たちには共通のキーワードがあります。それは「甃」という文字、誰もが辞書を引かずに読めること。私たちは同じ石だたみの上を歩んでいるのです。
12月16日(土)、前日までの天気とは打って変わり、雲間に顔を出したお日様と20℃越えの季節外れの暖かさのなか、恒例の「古美術を語ろう会」が催されました。校友会発行「あなたと青山学院42号」にも掲載、参加を募ったものです。
参加者は、最多だった前回5月の「~初夏の隅田川震災復興橋巡り〜」よりさらに多い34名でした。たくさんの甃会員、校友の皆さま、現役古美研生(10代から80代まで!!)に参加いただきました。
鴎外フェチの渡辺哲夫運営役員主導のもと、千駄木団子坂上の鴎外記念館(元鴎外邸跡)~根津神社~夏目漱石旧居跡「猫の家」~東大農学部ハチ公像~赤門(昼食)~東大総合研究博物館~三四郎池~安田講堂~無縁坂~旧岩崎邸庭園、とバラエティに富んだ盛りだくさんの見どころを楽しく元気に見て廻りました。
多人数にもかかわらず、事故トラブルもなく充実した一日となりました。
鷗外記念館から始まりました
東大農学部ハチ公像前で
他の写真はこちらでご覧ください→
参加役員からのコメント
・34名の大所帯にもかかわらず、事故無く催行出来て何よりです。
・事前準備や当日のキビキビした対応で事故なく楽しく過ごせて大盛会でしたね。現役生は岩崎邸辺りでお疲れ気味だったかな?OBも初参加の人も増えてきて甃会の下の年代への展開に繋がりますね。
・お天気もよく暖かく気持ちよく歩けましたね。新しく参加された方々にも楽しんでいただけたようでよかったです。
・楽しかったです。最高のメンバーでした。
・ひさかた振りに鴎外&漱石を読む機会を得ました。哲くん、有難う。
・お天気にも恵まれ、有意義な語ろう会になった事嬉しく思います。でも、ほっとしたら、疲れがどっとでてしまいました。
参加の皆さまからもお礼のメールをいただき、大変嬉しく思います。ご参加ありがとうございました。
◎次回は4月13日(土)、市川駅から柴又駅まで、万葉から現代まで歴史とロマンを訪ね歩く旅です。
2月中~下旬のホームページと校友会発行「あなたと青山学院」に掲載予定です。こちらもどうぞお楽しみに!
2024年1月2日・3日に開催される箱根駅伝は記念すべき100回大会を迎えます。
校友会を通し「箱根駅伝を応援する会」から協力のお願いをいただきました。甃会の皆様にもお伝えさせていただきます。また2024年は青山学院創立150周年、校友会創立130年という節目の年でもあります。
この3年は沿道応援も自粛されていました、4年ぶりの再開。7度目の総合優勝に挑む選手たちを応援しましょう!
第96回6区谷野航平選手
上空には次第に近づくヘリコプター音、視界に入ってくるのは徐々に大きくなる選手たちの姿… 浮きたつ気持ちを押さえつつも、胸が高鳴ります。「あっ、フレッシュグリーのユニフォームだ!」興奮は最高潮に達します。連なるフレッシュグリーンの幟旗とともに「あおやま♫いっせい♫あおやま♫いっせい♫(佐藤一世選手の場合)」を校友仲間たちと通り過ぎるまで声を張り上げて連呼します。僅か5秒程の出来事かもしれませんが、時間と空間を共有できる感動の瞬間。そこには一体感が生まれます。選手たちは苦しい時に幟旗を見てエールに励まされ元気を取り戻し、タイムを3秒縮めると言われています。
沿道応援はテレビでは絶対に味わえない迫力と臨場感を体感できます。選手の襷を繋ぐ思い、息づかい、足音が体に心に伝わってきます。本学の応援だけではありません。全出場校へのリスペクトも忘れずに、トップから最後の選手が駆け抜けるまで沿道で応援する人たちは誰一人として動かずにエールを送り続けます。これもテレビでは見ることができない感動のシーンです。
どうか、いずれかの応援拠点に参加ください。できましたら希望者を募ってグループで沿道応援の楽しさを心に刻んでいただければ幸いです。
今やSNSの時代。待つ間や通り過ぎてもライブ動画、ラジオ、携帯等で情報が流れてきます。仲間たちと移り行くレース状況を語り合うのも一興です。
皆様の熱き心が選手たちを動かします。選手とともに箱根路を駆け抜けましょう。
↑山崎清貴さん(1977年卒庭園班)よりコメントをいただきました
2023.8.15菅平合宿フルマラソンの全員ゴールシーン
写真はいずれも山崎清貴さん撮影
〜応援拠点は往路で19拠点、復路で22拠点、場所と時間など詳しくは甃会HPをご参照ください〜
本日(11日)記者会見で原監督は「負けてたまるか大作戦」と発表されました!
12月16日実施、古美術を語ろう会「本郷・千駄木かいわい散歩 鷗外の坂 漱石の池」は好評につき定員数に達しましたので、募集は締め切りさせていただきます。ただし、現役生につきましては興味ありましたら是非!歓迎いたします。
参加予定の皆さま、楽しい1日にしましょう
コースにつき補足します。
①森鷗外記念館では特別展「千駄木の鷗外と漱石~二人の交流と作品を歩く」が開催されていることはお伝えしましたが、これを記念して新宿区立漱石山房記念館との二つを巡るイベントが行われております。スタンプラリー開催中(スタンプ2個でオリジナル缶バッジプレゼント)
漱石山房記念館も巡りたくなり訪問しました。こちらは新宿区、最寄駅は早稲田です。記念館の後、早稲田大学キャンパスを歩く、というコース(東大に対抗してみました)。キャンパス内には會津八一記念博物館(無料)は見応えあり、他にも歴史資料館あり。東大との雰囲気の違いも面白い。
②東大構内には「ハチ公の像」があり、今回見学の対象となっています。私たちには馴染みある渋谷ハチ公像ですが、東大にあるものは 上野英三郎博士とハチ公の躍動的な微笑ましい像です。漱石の「猫の家」など猫に繋がる地を巡りますが、犬もコースに含まれているのも、隠れた楽しい見どころです。今年の11月16日がハチ公生誕100年であることも付け加えておきます。
前回に続き、たくさんの参加申し込みをいただき大変嬉しく思います、ありがとうございます。では、12月16日に!
前回は伊豆旅行された皆さんでした。今回は奈良合宿、その紀行文とお写真いただきましたので、ご紹介させていただきます。
今春の伊豆合宿に引続き、11月6~8日・2泊3日(1名3泊)の奈良合宿を開催しました。
東京周辺から9名・名古屋1名と大阪3名で合計13名参加です。 合言葉は「何しろ元気な内は全員集合!」です。
初日(6日)はマイクロバスで全体行動での散策です。紅葉が始まった円成寺から浄瑠璃寺(吉祥天特別開帳)の浄土庭園を散策し、新薬師寺・不空院と最後は平城宮歴史公園内の遣唐使船などを見学し、当時の難航海(鑑真・空海等)さを肌で感じました。
散策後の息抜きでお茶を飲み、ジェラート食べながらの雑談がまた楽しいのです。
夕刻から懇親会で海鮮中心の料理に箸が止まらず、酒も入り話が止まらず、又爆笑が絶えず、最後の締めは「カレソン」の合唱で盛会裏に初日を終えました。
二日目はレンターカー2台で2コースに分かれての散策です。A班は秋季特別公開の奈良市内(西大寺・秋篠寺・海龍王寺・法華寺・昼食後二班に分かれ奈良公園中心コースと薬師寺・唐招提寺・大安寺)、B班は遠出コース(室生寺・当麻寺・秋篠寺等)です。
私的な感慨で誠に申し訳ないですが、久しぶりに秋篠寺・伎芸天と再会しました。この仏像は古美研創部者・内田喜三さんを古美術の虜にしたきっかけの憧れの仏像で、その体験を1966年の青山祭で「伎芸天に魅せられた男」のタイトルで寸劇を披露しました。
脚本は鈴木立夫さんが作り、彼に乗せられて恥じらいもなく私が内田さん役で伎芸天をTさんが演じ、青春の淡い懐かしい思い出です。
もう1件は十数年前、海龍王寺の「十一面観音菩薩立像」の存在を知り、気にしながら機会がなく今回拝見でき大満足でした。絶対秘仏が、昭和28年より御開帳(年2回)になり、私的感想ですが彩色が鮮明に残る美しいお姿と優しい微笑が今でも余韻が残っています。
三日目は自由行動で前日の夕食時に散策先が決まり、4グループに分かれての散策になりました(奈良市内から宇治、伏見周辺から東寺、法隆寺周辺、松尾大社から東寺)。
何はともあれ、参加者全員が病気や怪我がなく無事帰宅できたことが最良の報告です。
今後の意見を聞いたところ、来春、鎌倉を散策し、日帰り組と宿泊組(海が観えるホテルか湯河原温泉旅館か)に分かれる案が浮上中です。
皆さん、次回計画が実現できるか?古参組に乞うご期待。(文責:69年卒・種村)
「箸も止まらず、話も止まらず、爆笑も絶えず…」素敵な時間をお過ごしです。皆さんの仲の良さをいつも羨ましく拝見しております。来春は鎌倉ですね〜!次回のお便りも楽しみです。
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古美研OBがかつて居た時間に戻れる、その「居場所」があることはとても幸せなことだと思います。「甃会」を、これからへとずっと繋がっていけるよう役員会も努力してまいります。
11月9日、とりいちず酒場(渋谷新南口店)で現役生の青山祭打ち上げコンパがありました。甃会を代表して渡邊哲夫運営委員が出席し、支援金を贈呈しました。この3年強の間、思うように活動できなかった現役生でしたが、青山祭に参加するまでに活動が戻ってきたことを大変嬉しく思います。
古美研 大内会長と
甃会は今後も現役生を微力ながら応援していきたいと思います。
「本郷・千駄木かいわい散歩 鷗外の坂 漱石の池」
明治から大正にかけての二大文豪・「森鷗外と夏目漱石」ゆかりのスポットを巡ります。
森鷗外記念館では、今回の「古美術を語ろう会」に合わせたかのように特別展「千駄木の鴎外と漱石~二人の交流と作品を歩く」が開催されております。この特別展を知る前の(渡邊哲夫運営委員による)企画・立案でした。文学という入り口はありますが、それを超えて様々な楽しみが広がる散策です!
皆様のご参加をお待ちしております。
日時
令和5年12月16日(土)9時40分集合
千駄木駅(東京メトロ千代田線)
団子坂方面改札外 出口1
旧岩崎庭園 16時解散予定
行程
千駄木駅→森鷗外記念館・特別展開催中→根津神社→夏目漱石旧居跡「猫の家」→東大 ハチ公見学
<昼食休憩> 赤門→東大構内 総合研究博物館・三四郎池など→無縁坂→旧岩崎庭園
募集定員 30名程度(定員に達した場合、HPでお知らせいたします)
その他
参加費無料
交通費・昼食代は各自負担
森鷗外記念館(企画展のため入館料600円 団体割引あり480円)
旧岩崎庭園(入園料400円 団体割引あり65歳以上160円・一般320円)
歩きやすい服装でお願いします
(申込み・問い合わせ)
甃会事務局メール:ishidatamikai@gmail.com
甃会HP: https://ishidatamikai.jimdo.com/ お問い合わせページをご利用ください
11月3日〜5日 青山祭で賑わうキャンパスでした。
「古美術研究会」は17号館5階、甃会の同窓祭と同じフロア17502教室で展示を行っていました。(古美研の展示は3日・4日)
展示作品を何枚か写真でお伝えいたします。
残りの写真は、甃会HPでご覧ください。
今年の作品は 金閣寺、刀身「大包平」、富岳三十六景の貼り絵、埴輪でした。加えて過去の作品がいくつか。
(作品のクオリティはさておき)コロナで4年ぶりの青山祭で、先輩たちからの継承もない中で、みんなで協力し合って作品を作り上げたことは大いに評価できます。
あとは見せ方、集客の仕方等もう少し工夫を凝らしてほしいところですが、これは2年生や1年生が今回の経験を糧として、来年に繋げてくれることを期待したいと思います。
去る10月28日(土)76年卒の同期会を開催致しました。平成28年に「むつ新」にてプレ同期会を行って以来、念願の第1回開催となりました。
当日は上野に集合し、昼食後、東博の「特別展やまと絵」と「特別展南山城の仏像」を鑑賞。元「彫刻班四天王」である「山下・茂田・堀・松本(旧姓早乙女)」各氏(持増広多順です)の提案で、「神護寺三像」の展示期間に合わせて実施。夕方は有志で懇親会を開催しました。昼食会場及び懇親会会場、そしてチケットの手配等、全て松本(早乙女)さんにお世話になりました。
東博にて
上野「翠鳳」にて
今回は首都圏を中心に10名の参加でしたが、今後新たな参加者が増えることを願っています。この記事をご覧になった同期の皆様、是非ご連絡をお願いします。
写真・文責 箱田(旧姓渡邉)照穂
11月3日〜5日、青学キャンパスで青山祭が開催されます。
今年のテーマは「Grace ー魅せる、その想いー」古美術研究会も参加しております。日時の訂正を下記に追加しましたので、ご確認ください。
詳細はこちらをご覧ください → https://www.aoyamafes.com
大内会長から「誰も学祭の経験がないので探り探りではありますが、毎週集まって制作に励んでいます」とのメッセージをいただきました。展示は17号館、17502教室です。
現役生にとって大きなイベントです。かつて私たちにも、制作に明け暮れたそんな時間がありましたね。
お時間の許す方は、是非青山祭へ!
頑張っている古美研の現役生を応援しましょう。
・青山祭の開催時間は下記のとおりですが、古美術研究会の展示日時は赤字のとおりです。
1日目 (11月3日金曜日):13:30〜18:00→13:30〜17:00
2日目(11月4日土曜日):9:00〜18:00→9:00〜16:00
3日目(11月5日日曜日):9:00〜17:00→この日の展示はありません。
長く続いた暑さからやっと解放された秋晴れの10月14日(土)14時より、アイビーホール(青学会館)グリーンエリアC室で、2024年度第1回役員会を行いました。
9月23日に実施した同窓祭の総括から始まり、2023年度決算と現時点での会費・寄附金入金状況の報告等。さらに、今後の事業計画について協議、現役部員への支援金の提供、60周年記念行事の検討をより具体的に進めております。
さて、12月16日実施の古美術を語ろう会「本郷・千駄木かいわい散歩 鷗外の坂 漱石の池」は下見日程も決定し、実施も迫ってまいりました。下見後、改めてコース内容のお知らせと参加希望者を募りたいと思います。
また2024年度第2回「古美術を語ろう会」も4月実施をめどに立案、こちらは葛飾柴又、矢切の渡しを中心としたコース内容を検討していく所存です。こちらも是非お楽しみに!
いずれも詳細については「甃会」HPより議事録をご覧ください。
次回役員会は2024年1月20日(土)13時30分からアイビーホールグリーンエリアにおいて実施いたします。
1年が早いです、役員会は新たな1年へと活動を開始しました。
引き続きご協力ご支援のほど、よろしくお願いいたします。